見出し画像

編集部日記(来たる健康診断編)

こんにちは、opsol bookのヤナガワです。

先日、健康診断に行ってきました。

「ダイエットを頑張ること」を2月の目標としたのは、健康診断の体重測定で昨年よりも良い数字を叩き出すためでした(会社に結果を提出しないといけないので)。果たして結果はどうだったのか、まずは健康診断当日までの日々を振り返りたいと思います。

2月6日の日記にも書いたとおり、最大の目標であったジム通いは失敗となりました。そこで私が細々とチャレンジしたのが、食事制限と就寝前の腹筋です。正直、腹筋がダイエットに向いているのかはわかりませんが、やっておいて損はないでしょう。

食事面では、PFCバランスを考えるのが大変面倒だったため、朝はりんご、昼はさつまいも、夜はプロテインの生活をとりあえず三日間続け、暴飲暴食の日々をリセットする方法を取りました。リバウンドのリスクを考えると三食しっかり食べて適度に運動するのが一番だと思いますが、そんな長期企画を私が続けられるとは思えません。まずは、有り余る食欲を押さえるところからスタートです。

三日間ならいけると余裕ぶっていたのですが、二日目の夜にはすでに我慢の限界を迎え、普通にビーフシチューを食べました。めちゃめちゃ美味しかったです。

一回目のチャレンジは失敗に終わりましたが、健康診断直前に再チャレンジだと決意を固め、2月の三週目に再び同じ食事方法にチャレンジしてみました。

が、スケジューリングが甘く外出の予定が続いてしまい、決意もむなしく以下の食生活に。

月曜日 夕食:友人に誘われ回転寿司へ
火曜日 気力を振り絞り成功
水曜日 夕食:22時頃からしゃぶしゃぶ
木曜日 夕食:友人に誘われラーメン(+お米)
金曜日 夕食:カレー(+巨大ナン)
土曜日 夕食:からあげ
日曜日 夕食:鍋

誰が見ても分かるくらいに大失敗していますね。りんご、さつまいも、プロテインはどこへ行ったのやら。さすがにこれではダメだと思い、健康診断前日の夕食は、プロテインのみで我慢すると心に決めました。

遂に迎えた前日。仕事が終わり、駐車場に停めた車に乗り込んだ途端、なぜだか急にお腹が空いてきました。とりあえず、鞄に常備しているお菓子を一つ食べながら(この時点でアウト)、暇つぶしにYouTubeを開きます。

どうしても食欲が我慢できなかったので、おにぎりを作る動画を観ました。私は混ぜ込み系のおにぎりが好きなので、ツナとたくあん、塩こんぶとちりめんじゃことごま油など、おいしくないわけがないレシピ動画を眺めること30分。時間が経つごとに、どんどんお腹は空いていくばかり。どれだけ観ても私のお腹が膨れるわけではないので、諦めて自宅に帰りました。運転中も、脳内はおにぎりでいっぱいです。

おにぎりの動画を観てしまったことで、私の胃袋は限界を迎えてしまいました。夜はプロテインだけと決めたのに……と思いながら、冷蔵庫から取り出したのはチョコレート。バレンタイン用に作ったお菓子が余っていたので、仕方なく、仕方なくですよ、本当に仕方なく食べました。いつまでも放っておくわけにはいきませんしね。

ちょこっとお菓子をつまんだら更にお腹が空いてきたので、朝食用に買っていたグラノーラも食べちゃいました。一応牛乳の代わりに、元々飲むはずだったプロテインをかけておきます。

粉で売っているタイプのプロテインは、私のお財布には少し厳しいお値段なので、私が買うのはパックで売っている液体タイプのもの。かける前に振っておくか、とボトルをシェイクしたら、中身があちこちに飛び散りました。うまく蓋が閉まっていなかったようです。食欲は抑えられないし、プロテインは飛び散るし、体重は減っている気配がないし、まったく困ったものですね。

一連の失敗を経た私は、よりによって健康診断の前日に、ある一つの結論に辿り着いてしまいました。人生は一回しかないのに、我慢するなんてもったいないのではないか、と。せめて、気付くのがもう一日遅ければ、未来は変わっていたのかもしれません。来年こそはもっと計画的に頑張りたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます。ちなみに、体重は無事に増えていました。服の重みだと信じたいところです。それでは、また次回の更新でお会いしましょう!


電子書籍発売のお知らせ

昨年開催した第1回ハナショウブ小説賞の短編部門にて大賞を受賞した「光を受ける者たち」(著・那月珠雨なづきしゅうに加筆修正を行い、opsol bookより電子書籍として発売しました。
本作は、特別支援学校を舞台とした短編小説で、著者が高校在学中に執筆。校外活動のボランティアとしてやってきた高校生たちと引率教員、そこで勤務する教員たちの出会いと葛藤を、瑞々しい感性で描いた作品です。
発売日:2024年2月9日(金)
発行形態:電子書籍
価格:本体価格350円+税
販売電子書店:Kindleストア、紀伊国屋書店、楽天Kobo、BookLive!、honto、Reader Store、auブックパス、 iBooks Store、理想書店など

第2回ハナショウブ小説賞 最終選考結果発表!

▼詳細はこちらをご確認ください。

〈刊行作品のご紹介〉

『神霊術少女チェルニ1 神去り子爵家と微睡の雛』(須尾見 蓮/2021)

定価 本体1,800円+税 A5変型版ハードカバー

ほとんどの国民が神霊術を使うルーラ王国の南部。
「チェルニちゃん、いてくれてよかった。きみに力を貸してほしいと思っているんだ。街の子供たちが三人、拐われたかもしれない」
この誘拐事件をきっかけに、チェルニの運命は大きく動き出す――。

▼noteでもお読みいただけます!


『フェオファーン聖譚曲オラトリオ』シリーズ(菫乃薗ゑ/2020)

※絶版中、現在新装版刊行準備中。

「私には、この大王国の黄昏の鐘が聞こえるよ」
王族、政治家、騎士たちのさまざまな思惑の中行われようとしている禁忌の「召喚魔術」。
アントーシャたちは、果たしてそれを止めることができるのか。そして強大な王国を倒すために採ろうとしている前代未聞の手法とは――。

▼リニューアル版(op.Ⅰ)はnoteでもお読みいただけます!

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!