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編集部日記(売り切れ編)

こんにちは、opsol bookのヤナガワです。

先日、X(旧Twitter)でこちらの商品が話題になっていました。

あの北海道チーズ蒸しケーキのぬいぐるみが、ムック本の付録として発売されるというのです。これは買うしかありません。

ゲットしたら事務所に置いちゃおうかな。腰当てにもできるし。見た目が可愛いので、視界に入るだけでテンションが上がるかも。いや、さすがに、事務所で使用するにはちょっと可愛すぎる気も。とはいえ、私の背中で隠れるのだから、そんなに気にする必要も無いですよね。うーん、でもなあ。「ヤナガワさんのイスに北海道チーズ蒸しケーキがあった!」と噂されるのも恥ずかしいですし。迷いどころです。

事務所以外だと、車に置いてもいいですね。最近、終業後に車に乗り込んでから、どうにも帰宅するのが面倒で、しばらく車内でSNSを眺めてしまいます。はて、SNS断食とは。ひたすらXのタイムラインを眺めたり、YouTubeのショート動画をスワイプし続けたり。気付けば1時間ほど車内にいることも。開き直って座席を倒す日もあります。そんな日のお供としてこのぬいぐるみがあれば……いや、それだと心地良すぎてもっと帰宅が遅くなるかも。

あとは、やはりベッドが王道でしょうか。現在、私の枕元にはすでに2体のぬいぐるみがいます。そこに北海道チーズ蒸しケーキが増えれば、今まで以上にプリティーな就寝タイムを過ごせるはず。抱いて寝るもよし。撫でて寝るもよし。枕としての使用は、よだれ過多人間なので控えておきます。ただでさえ人様に内緒にしておきたいくらいの量なのに、おいしそうなものを枕にするとなれば、いつもの倍は固いでしょうね。よだれで溺れるのは、さすがに嫌かも。

こうして、「買っちゃおうかな、どうしようかな」とうだうだしている内に、予約サイトに「売り切れ」の4文字が表示されてしまいました。私が北海道チーズ蒸しケーキのぬいぐるみを手に入れる未来は、たった一日の迷いが原因で閉ざされてしまったのです。発売日以降に書店でゲットできればいいのですが。

悔しい。情報解禁日に波に乗って予約すればよかった。ヤナガワ家では代々、直感でときめいたものは迷わず購入しなさいと、そう教えられています。嘘です。一度もそんな教えを説かれたことはありません。でも、私の代からは後世に伝えていきますよ。恋と一緒で、商品との出会いはタイミングが重要なのです。今だと思ったその瞬間が、購入ボタンを押す時。もし今後再販が決まれば、私は迷わずポチリます。もうこの出会いが運命だと確信したので。気付くのが遅くてごめんね、北海道チーズ蒸しケーキ(のぬいぐるみ)。

そういえば、少し前に『珈琲所 コメダ珈琲店』さんの一番くじが発売されていましたね。A賞はシロノワールのもっちりぬいぐるみで、かなりの大きさでした。絶対にゲットすると意気込んでいましたが、残念ながら近隣では取り扱いがないまま、出会うことなく終了。だったのですが、なんと再販が決定したようです。ヤッター! 次こそはシロノワールをゲットして、その頃にはきっと再販の末に手に入れているであろう、北海道チーズ蒸しケーキのぬいぐるみと一緒に並べてみせます。私は決めましたよ。

……ここまで語っておいて大変申し上げ辛いのですが、実は私、北海道チーズ蒸しケーキを食べたことがありません(家族はヘビーユーザー)。シロノワールを食べたのも、人生で一回だけです。ミーハーもいいところですね、すみません。

ぬいぐるみを欲するからには、まずは本物を食すところから。一から鍛え直して、生まれ変わった私で、再び出会えることを願っています。

ここまでお読みいただきありがとうございます。ムック本の予約を迷って買い逃したのは、これが二回目です。二度あることは……。それでは、また次の更新でお会いしましょう!

【追記】
すでに投稿の予約を終え、後は公開を待つのみだったのですが、なんと本日、再販予約が開始されていました! もう二度と後悔したくない。ということで、もちろん購入済みです。改めて公式画像を見てみると、事務所や車内、ベッドではなく、ソファに置いても可愛いですね。この勢いでソファも買っちゃおっかな。


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〈刊行作品のご紹介〉

『神霊術少女チェルニ1 神去り子爵家と微睡の雛』(須尾見 蓮/2021)

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「チェルニちゃん、いてくれてよかった。きみに力を貸してほしいと思っているんだ。街の子供たちが三人、拐われたかもしれない」
この誘拐事件をきっかけに、チェルニの運命は大きく動き出す――。

▼noteでもお読みいただけます!


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※絶版中、現在新装版刊行準備中。

「私には、この大王国の黄昏の鐘が聞こえるよ」
王族、政治家、騎士たちのさまざまな思惑の中行われようとしている禁忌の「召喚魔術」。
アントーシャたちは、果たしてそれを止めることができるのか。そして強大な王国を倒すために採ろうとしている前代未聞の手法とは――。

▼リニューアル版(op.Ⅰ)はnoteでもお読みいただけます!

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