連載小説 神霊術少女チェルニ〈連載版〉 4-5
〈いとも目出度き結縁は、神すら知らぬ分水嶺。今、このときに開けたる、新道にこそ弥栄〉
身体をぴかぴか光らせながら、わたしの口から出た声は、決してわたしのものじゃなかった。正確にいうと、わたしの声でありながら、わたしに出せる声じゃなかったんだ。ちょっと甲高い少女の声のはずなのに、無条件に人を跪かせてしまうような威厳と、思わず震えてしまうほどの輝かしさと、気がつけば涙が流れているような慈愛がこもっていたんだから。
遥かな高みから降り注ぎ、わたしたちの魂に響き渡る、いとも神々しい声こそは、何度も経験しちゃってる、〈言霊〉に違いなかった。
でもね、最初に神霊さんから〈言霊〉を授かったときには、スイシャク様やアマツ様に助けてもらって、必死に天に向けて祈祷したんだよ? 空から降った雨が大地を潤し、川になり湖になり、やがては水蒸気となって大気に溶け、天に還っていくように。必死にイメージを思い浮かべて、わたしの祈りを捧げたんだ。
わたしの祈祷は、きゅるきゅると音を立てて、神霊さんの住まわれる神世へとつながる回路を広げながら、天へ天へと昇っていった。その結果、天から降り注ぐ神威の巨大さに、魂ごと震えちゃったわたしは、〈畏れ多い〉っていう言葉の意味を、初めて本当に理解したんだ。改めて実感したんだと思う。
王立学院の入試で、〈霊降〉をしようとして、〈神降〉になっちゃったときは、もっと大変だった。降臨なさった神霊さんが多かったから、スイシャク様の純白の光の帯と、アマツ様の真紅の光の帯に、ぐるぐる巻きにしてもらったおかげで、何とか神霊さんたちの存在を受け入れられたんだ。
スイシャク様とアマツ様のお導きがなかったら、七柱も神霊さんたちが、揃って顕現することなんてできなくて、きっと普通の〈霊降〉になっていたんじゃないのかな?
それに比べると、今、わたしが直面している〈神降〉は、比較にならないくらいあっさりと起こっちゃった。何だったら、簡単だっていっても良いくらい。わたしと神世を繋いでいた、細くて微かな回路だったものが、知らない間に広がっているような気がするんだよ。
今回は、存在感を消したまま、ふわりと舞い上がっていた、スイシャク様とアマツ様が、交互に楽しそうなイメージを送ってくれた。〈彼の御方との結縁は、何にも勝る練磨にして〉〈我らと其との縁さえ、密に強固に練られたる〉〈刻到れば、自在に我らの依代と成らん〉〈目出たきこと也〉って。
〈神威の覡〉であるレフ様は、神霊さんの〈魂の欠片〉が人として生まれた、神霊さんの化身だから、そのレフ様と、こっ、婚約しようとしているわたしは、自然に魂の修練を積んだことになるらしい。
自分で努力をして、魂の器を広げたわけでも、神世との回路を広げたわけでもないから、ずるいなとは思うんだけど、スイシャク様とアマツ様が喜んでいるということは、きっと人の役に立つ機会も増えるんじゃないのかな?
わたしが、そんなことをぐるぐると考えている間、うちの家の応接間は、時間が止まったみたいに固まっていた。さっきまで普通に話していたわたしが、いきなり発光する少女になって、神霊さんの〈言霊〉を告げたんだから、シルベル子爵閣下やハウゼン子爵閣下は、そりゃあ驚いただろう。
でも、わたしの家族は、神霊さんのもたらす不思議には慣れちゃってるし、ヴェル様やマルティノ様は、不思議の中の不思議ともいうべきレフ様と、いつも一緒にいるんだからね。衝撃から立ち直るのは、さすがに早かった。
最初に動いたのは、神霊庁の神使猊下でもあるヴェル様だった。ヴェル様は、優雅な所作で立ち上がると、流れるように自然に跪いたんだ。ぴかぴか発光する少女であり、今は神霊さんたちの〈器〉になっている、わたしの前に。
続いて、お母さんとアリアナお姉ちゃん、お使者の三人が、わたしに向かって座礼を取った。うちの家は、綺麗好きのお母さんのおかげで、塵一つなく磨かれているから、良いといえば良いんだけどね。
皆んなと違う動きをしたのは、お父さんだった。お父さんは、わたしのすぐ後ろに回ると、片膝をついて身構えた。もし、わたしが失神したりしたら、抱き止めてくれるつもりなんだろう。神霊さんへの崇拝の念はあるけど、同時に、娘を守るのは自分なんだって、思い定めているんじゃないのかな。本当に、お父さん、大好き。
座礼を取ったまま両手をついて、深々と頭を下げたヴェル様は、ぴかぴか光るわたしに向かって、恭しく話しかけた。祝詞といえば祝詞であり、そうじゃないといえばそうじゃない、神霊庁の神使様だからこそ可能な、神霊さんへの敬虔な問いかけだった。
「斯くも尊き御社、御神霊の御鍾愛厚き〈神託の巫〉が、御座遊ばす后宮へ、御降臨賜りましたる僥倖に、畏みて御礼仕ります。浅学非才の我らへと、御教示賜りましたる御神託は、尊き結縁への御福音と、伏して感謝を奉ります。希わくは、〈神すら知らぬ《分水嶺》〉の流れ流れし行方を、一端なりと御示しあれかし」
ヴェル様の言葉は、すごくむずかしかったけど、何とか意味は理解できた。神職さんたちが使う古語や、それっぽいいい回しは、神霊術の授業でも習うから、それなりに得意なのだ、わたし。
ヴェル様の意図は、わりと明確だったと思う。わたしを通して、神霊さんが〈神降〉で言霊を伝えてくれたことに感謝して、わたしとレフ様との、こっ、婚約への祝福にもお礼をいって……それから、一番気になる言霊について質問しているんだよ。わたしたちの婚約が、〈神をも知らぬ《分水嶺》〉になるって、どういう意味ですかって。
ヴェル様の質問は、わたしの疑問でもあった。神霊さんたちが、わたしとレフ様のご縁を喜んでくれているのは、よくわかっていたけど、それが〈神をも知らぬ《分水嶺》〉になるって、どういうこと? 分水嶺って、分かれ道っていう意味だよね? 何が、どうわかれるの? 神をも知らぬって、そんなことがあるんだろうか?
大気中に解けて漂っていたわたしは、どんな答えが返されるのか気になって、思わず自分自身に目を向けた。わたしの本体……っていうのか、チェルニ・カペラの身体は、相変わらずぴかぴかと光っている。その表情は、わたしとはほど遠い、神聖なものだった。顔の造作が変わるはずはなくて、わりと整った目鼻立ちも、ちょっとふっくらした頬も、何一つ変わっていないのに、纏う雰囲気が違っているんだよ。
強いていうなら、ご神鏡を通して見たときのレフ様に似ている。瞳を銀色に輝かせた、神霊さんそのもののようなレフ様を、もうちょっと〈人の子〉らしくしたみたい……。身に纏う神々しさは、比べものにもならなかったけどね。
自分の身体なのに、まったく別の存在に見えることに驚いて、ちょっと呆然としているうちに、少し色を失ったわたしの唇が、ゆっくりと開かれて、ヴェル様に話しかけた。
〈現世の行方定むる道標は、《神威の覡》の御心一つ。《神威の覡》の御心を、揺り動かしたる呼び水は、《神託の巫》のみと覚えたる。《神託の巫》が身に降り掛かる、吉凶遍く覧じられ、《神威の覡》の道選ぶらん〉
「……。畏み畏み承りて、固く心に刻みまする。〈神威の覡〉たる御方様が、今世に御選び遊ばさる、〈道〉は数多ございましょうか」
〈改朝換代と相なるか、混沌の果てに消えたるか、新たなる国産みの秋至れるか。我らも知らぬ行方に、森羅万象、八百万、神が耳目を集めたる〉
〈吉日、使者となりにける、四宝にのみは伝えけれ。四宝とは、彼の御方の身許に侍りし、一に貴顕、二に神使、三に佩刀、四に懐剣。皆々、〈神威の覡〉の使いにて、〈神託の巫〉の護りと成る也〉
「いとも有難き御言葉に、拝跪の感謝を奉る。我、四宝の二たる神使にて、必ず皆に伝えまする。畏み畏み、畏み畏み」
厳かな声でいう、発光するわたしに向かって、ヴェル様が両手をついて頭を下げた。それこそ、ヴェル様の秀でた額が、床に着くくらいに深々と。他の人たちも、すぐにヴェル様にならって、深々と平伏した。神霊さんからもたらされた〈言霊〉は、思わずそうしてしまうくらい、重い威厳に満ちたものだったんだ。
そして、只一人、お父さんだけは、わたしの身体を支えようと、膝を浮かして身構えていた。わたしの身体は、ゆるやかに明滅しながら、ぐらぐらと揺れ始めていたんだよ。わたしの大好きなお父さんが、今日も守ってくれているんだって、そう気がついた途端、不思議なことが起こった。大気に漂っていたチェルニ・カペラの意識が、するすると身体に吸い込まれていったんだよ……。
◆
今まで、〈神降〉の器になったときは、その衝撃に魂が圧迫されて、わたしの意識が消えそうになる瞬間があった。大気に漂う意識が、自分の身体に戻るにも、スイシャク様やアマツ様の助けが必要だったんだよ。
今回は、意識も失わず、二柱のお導きもないのに、自分がチェルニ・カペラだって思い出せた。戻ろうとしても戻れなかった身体にも、自然に溶け合うことができた。そして、何よりも、わたしがキュレルの街の十四歳の少女、〈野ばら亭〉の看板娘の妹の方であるがまま、神霊さんたちの意識と融合しちゃってる気がするんだよ。
身体に戻ったわたしには、ヴェル様と神霊さんとの会話の意味が、はっきりと理解できた。ヴェル様は、わたしとレフ様の、こっ、婚約が、現世の運命を分けるんだっていう神託を受けて、できるだけたくさんの情報を引き出そうとしていたらしい。
聡明なヴェル様は、〈どうなるのですか?〉なんて、聞いたりはしなかった。最初の神託で、〈神さえ知らぬ〉って断言されているから、答は得られないって判断したんだろう。
ヴェル様が尋ねたのは、どんな選択肢があるのかっていう、可能性の問題だった。
わたしの身体と融合している神霊さんは、隠す気持ちなんて全然ないみたいで、いくつもの可能性を教えてくれた。〈改朝換代〉っていうのは、王朝や王様が変わっちゃうこと。〈混沌の果てに消え〉るっていうのは、言葉の通り、国が消えてなくなること。〈新たなる国産み〉っていうのは、新しい国土や国家が生まれること……。
優しくて親切なレフ様が、そう簡単に王家や国を潰そうとするとは思えないけど、反面、レフ様は〈神威の覡〉なんだ。神霊さんの基準で、許すべきではないって判断したら、断罪の炎で現世を焼き尽くすことだって、絶対にないとはいえないだろう。
神託を聞いたヴェル様たちは、真っ青な顔になっていたような気がしたけど、そりゃあそうだろう。王朝が変わるとか、国が消滅するとか、新しい国になるとか、どれをどうとっても、物騒過ぎるからね。神霊さんたちの予言が、ルーラ王国のことでないと良いなって、願うしかない。本当に、心から。
もう一つ、神霊さんが口にした四宝っていうのは、文字通り〈四つの宝〉のことらしい。貴顕は、尊い身分の人を指すから、レフ様とお父さんやお母さん、王国の宰相であるロドニカ公爵閣下や、それぞれの部下の人たちを指すんだろう。
神使は、ヴェル様たち、神霊庁の神使様たちで、当代の神霊庁には、七人の神使様がいるんだって。神使様は、全員が〈神器〉の印を授かっていて、神霊術を超えた力を使えるんだって、ヴェル様が教えてくれた。神霊庁を訪ねて以降、アリアナお姉ちゃんについてきちゃった〈御神鋏〉で、号を〈紫光〉っていう鋏は、神器だと思うんだけど、神使じゃないお姉ちゃんが持っていても、良いものなんだろうか? 改めて考えると、不思議というか不気味というか……何となく面倒そうな予感がするけど、今は無視することにしよう。
佩刀は、腰に差している刀っていう意味だから、王国騎士団を指すんだよね? マルティノ様は、温厚な人格者だと思っていたら、ものすごく厄介な、レフ様の崇拝者だったわけだけど、あんな〈佩刀〉が何千っていう単位で存在していたらって、考えるだけで頭が痛いよ。
最後の〈懐刀〉は、佩刀に似ていて、佩刀とは意味が違う。目に見えるように付き従って、正面から敵を切るのが佩刀なら、懐に隠し持っていて、ひっそりと討ち取るのが懐刀なんだ。いうまでもなく、王家の特殊部隊だっていわれている、〈黒夜〉がそうなんだろう。王家の戦力なのに、レフ様に従って良いのかなんて、もう考えないようにしよう。賢明な少女なのだ、わたしは。
神霊さんは、その〈四宝〉には、今回の神託の内容を伝えても良いよって、はっきりと許可してくれた。ヴェル様たちには、予想できることもあったみたい。ヴェル様の薄めの唇が弧を描き、〈ルーラは小さ過ぎるだろう。ヨアニヤか、アイギスか。あるいは現世そのものか〉って、音もなくつぶやいていたのは、わたしの気のせいに違いない。違いないったら、違いない。
怖いなって、無意識のうちに身体を震わせちゃったら、お父さんが、後ろからわたしを支えてくれた。力強い腕で、わたしを抱っこして、一緒に椅子に座ってくれる。お父さんの膝の上に乗って、胸に身体を預けて、少し早くなった胸の鼓動を聞いて……。
わたしの身体は、まだ微かに光っていたけど、意識はチェルニ・カペラに近くなっていた。世界で一番暖かい場所で、身体の力を抜いたわたしを見て、シルベル子爵閣下やハウゼン子爵閣下が、意味ありげに微笑んだ顔なんて、見ていないからね、わたしは。
ヴェル様は、両手を床につけたまま、上目遣いにわたしに微笑んで、優しく尋ねてくれた。わたしの中に降臨した神霊さんじゃなく、チェルニ・カペラへの問いかけだった。
「今、カペラ殿のお膝に御坐すのは、尊き御神霊で在らせられましょうか? チェルニちゃんなのでしょうか?」
〈神の名残は色濃けれど、雛が魂魄の戻りたる〉
〈完全じゃないけど、けっこうわたしです、ヴェル様。神霊さんからの《言霊》は、まだ薄っすらと続いています〉
わたしの口からは、同時に二つの声が出ているみたい。神聖な響きを持った声と、いつものわたし自身の声。一つの声が二つの響きを持つなんて、絶対に不可能なはずだから、ものすごくめずらしい体験をしているんだろう。ヴェル様は、微かに目を見開いてから、楽しそうに質問を続けた。
「これはまた。いともめずらしき景色にございますな。尊き御神霊は、間もなくお帰りでございましょうか。数ならぬ我らに、お伝えくださることはございましょうか」
〈神威に満ちたる御方と、可愛ゆき雛との結縁なれば、先触れの使者にも祝福あれかし。神世に待ちたる神々が、間もなく渡り来るらん〉
〈神霊さんたちは、わたしとレフ様とのご縁を、すごく喜んでくれているみたいです。天上で順番待ちをしてくれている神霊さんたちがいて、お祝いに来てくれるそうです〉
「何という僥倖でございましょう。我ら、先触れの使者四名、本日〈懐刀〉はおりませんけれど、慎みて承ります。四宝の栄誉をお与えいただきました皆々も、拝跪の感謝を奉ります」
〈是。能く護り、能く仕えよ〉
〈ありがとうございます、ヴェル様。皆様によろしくお伝えください〉
「御意にございます。必ずや」
〈今宵、この社に顕現せしは四柱。神饌に相伴致す〉
〈スイシャク様とアマツ様の他に、四柱の神霊さんが、今からいらっしゃいます。お父さんのご飯を、一緒に食べてくれるんだって〉
最後の言葉のあたりは、ほとんどわたし自身だったと思う。ずっとぴかぴかしていた身体も、ようやく光らなくなったみたいだしね。何とか意識を保ったままのわたしから、圧倒的な神々しさを纏った力が、すうっと抜けていったのは、〈神降〉の終わりを意味していたんだろう。
神霊さんの濃密な気配が去ってから、しばらくは誰も口を開かなかった。わたしは、やっぱり疲れちゃったから、お父さんの広い胸にもたれたまま、ゆっくりと息を整えた。お父さんは、そんなわたしを抱っこしたまま、優しい顔でわたしの目をのぞき込んだ。
「戻ってきたのか、チェルニ? 今回は、あんまり顔色が悪くなっていないぞ。ここにいるのは、おれの可愛い娘のチェルニだろう?」
「うん。わたしだよ、お父さん。心配しなくても、大丈夫だよ。レフ様と、こっ、婚約することになったから、わたしの魂も強くなったんだって。これって、補正っていうものかな? ちょっとずるい気もするけど、仕方ないよね」
「……そうか。尊き御神霊も、そこまで後押しをしておられるのか……。オルソン猊下、パロマ子爵閣下、シルベル子爵閣下、ハウゼン子爵閣下。御神霊は天上にお戻りになられたそうですので、どうかお直りくださいませ」
「ありがとうございます、カペラ殿。そうさせていただきましょう。誠にお疲れ様でした、チェルニちゃん。重大な御神託を賜り、感謝申し上げます」
「何だか、ものすごく不穏な神託だったような気がするんですけど、大丈夫なんでしょうか、ヴェル様」
「左様でございますね。レフ様とチェルニちゃん、カペラ家の皆様や我ら一同、罪なき民には、支障はございませんでしょうね。後は、さて、どうなりますことか」
「お顔が悪い感じになってますよ、ヴェル様……」
「ほほほ。いかがでございました、セルジュ殿、ファニオ殿? マルティノ大隊長は、チェルニちゃんの起こす奇跡を目にするのは、初めてではございませんでしたな?」
「お話は伺っておりましたけれど、想像を遥かに超える御業でございました。誠にもって、レフヴォレフ様に相応しき、唯一無二のお嬢様でございます」
「左様、左様。わたくしの寿命すら、延びる心地でございます。言葉には尽くせぬほどに、ありがたきことにございます」
「団長閣下のご判断には、万に一つの間違いもございませんが、お嬢様の素晴らしさは、愚鈍なる我が目にも明らかでございます。団長閣下に弥栄」
約一名、レフ様の強烈な信者の人が、何とも返事のしようのない感想を口にしているみたいだけど、まあ、いいか。この後は、四柱の神霊さんをお迎えして、お父さんのお料理を囲むんだから。
わたしの大好きなお母さんは、エメラルドみたいな瞳をきらきらと輝かせて、こういった。さあ、皆んなでご飯を食べましょう!