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編集部日記(ココア編)


こんにちは、opsol bookのヤナガワです。

職場にコーヒーを持参し始めて、約1か月が経ちました。12月15日時点で、上記の記事にある「熱すぎて飲めない問題」は、まだ解決していません。

先日、スティックコーヒーの在庫が残り2本になったので、新たな粉末をを求めてスーパーへ向かいました。今回は気分を変えて、コーヒーではなくココアにすることに。

売り場にはさまざまな種類のココアが並んでいました。余計な手間を減らすため、チャック付きの大袋ではなく、ササっと使える小分けのスティックタイプが良かったのですが、そちらは少々お高めで……。給料日まではまだ日がありますし、ここは大袋タイプにしておきましょう。

どうせなら体に良そうなものがいいと思いながら、陳列されている商品を眺めていると、私の目の前に健康的な商品名のココアがありました。

その名はも「腸活ココア」。

バンホーテンさんが発売している商品で、食物繊維がたっぷり入っているそう。食物繊維といえば、ダイエット関連の話題でもよく耳にしますし、体に良いに違いありません。買います。

腸が活発になり、通勤中の車内でお腹が痛くなる可能性もありますが、一杯あたり約7.7gの食物繊維という誘惑には抗えません。以前、朝食に食物繊維たっぷりのシリアルを食べていた期間があったのですが、どうも味に慣れることができず、断念してしまいました。あの日諦めてしまった食物繊維を、このココアで摂取できるのであれば、ぜひそうしたい。たとえ腸のボルテージが上がってしまっても、代謝が良いことは素晴らしいのだと、自分を褒めながら耐えたいと思います。

翌日。まだ2本残っているスティックコーヒーは置いておき、早速ココアを持っていくことにしました。パッケージの裏には、作り方の記載があります。どうやら粉末は大さじ2杯必要とのこと。

そういえば、少し前にテレビで、粉末コーンスープ作り方のコツを放送していました。どうやら、粉→お湯の順番ではなく、お湯→粉の順番にすれば、混ぜた後にダマにならずに済むらしいのです。

この方法でココアを作れば、水筒の中で粉末がダマにならないのでは? よし、やってみましょう。

まずは水筒にお湯を注ぎます。ギリギリまで注いだら、次は粉末を投入。大さじ一杯をすくい、ボトルの飲み口に近づけたところで、緊急事態が発生しました。

飲み口より、計量スプーンの方が大きい。

今まではスティックタイプだったため、特に不便に思ったことはありませんでしたが、先ほど測ってみたところ、水筒の飲み口は直径4cm弱。我が家の計量スプーンは浅くて直径が大きいタイプなので、飲み口からはみ出してしまいます。

小さじスプーンを使えばいい話なのですが、大さじ2杯という言葉に囚われていた私は、頑なにスプーンを変えようとはしませんでした。結局、流し台の上でちょろちょろと粉末を水筒の中に入れるはめに。お察しのとおり、ちょっと、いや結構溢しました。

更に、ギリギリまで注がれたお湯の上に粉末が積もってしまい、とても2杯目を入れられそうにはありません。混ぜようにも、計量スプーンは飲み口に入らないし。仕方なく菜箸で混ぜてから、流し台の上で2杯目を投入。こちらも先ほどと同様にかなりの量が宙に舞いました。ちなみに、この日作ったココアは、お湯の量が多すぎたのか、はたまた流し台に粉末を撒き散らしすぎたからか、ココアの匂いがするお湯になってしまいました。

コーンスープの裏技は、スープカップで作るから成立するのであって、水筒とココアで行うものではなかったようです。それからは、粉を先に投入(小さじスプーンで)し、お湯を後から注ぐようになりました。やはり、代々受け継がれてきた作り方が一番いい。というか、パッケージの裏面に正しい作り方が書いてあるので、皆さまはそちらを参考にしてください。

今のところ、運転中や仕事中に腸が活発な様子はみられません。食物繊維は、いつ頃本気を出してくるのだろうか……。早く本気を出してほしいような、ちょっと怖いような。

ここまでお読みいただきありがとうございます。我が家のやかんは、白湯用に3秒、水筒用に6秒。計9秒を目安に、ピッチャーに入った水を注ぐと、丁度いい量のお湯を沸かすことができます。多くもなく、少なくもない、丁度中間の量を注ぎ続けることがポイントです。それでは、また次回のnoteでお会いしましょう!


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