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編集部日記(アツアツコーヒー編)

こんにちは、opsol bookのヤナガワです。

11月も半ばに差し掛かり、急に冷え込み始めましたね。opsol bookの事務所では、本日より暖房が解禁されました。皆さまいはかがお過ごしでしょうか? 

私は最近、通勤のお供としてホットコーヒーを飲み始めました。運転中の眠気覚ましにもいいですし、身体も温まります。元々、その日の気分によってはコンビニでコーヒーを購入することもありましたが、それが毎日続いては出費もかさみます。

そこで、私は気付きました。自宅で淹れたコーヒーを持参するほうが、圧倒的にコストパフォーマンスが良いことに。我が家にはコーヒーメーカーなど存在していないため、使用するのはインスタントコーヒーです。早い、安い、うまいの三拍子が揃っているうえに、飲むのは味の違いがわからないこの私なので、コンビニからインスタントに切り替えたとて、何の支障もありません。皆、平等においしいのです。

そうとなれば早速行動に移しましょう。本当は、某有名コーヒーショップのタンブラーを使ってみたいのですが、割といいお値段をしていらっしゃったので、今回は自前の水筒を使用します。保温機能付きで、丁度コーヒー1杯分が入るサイズ感の優れ物です。

インスタントコーヒーを淹れるには、お湯を沸かす必要がありますよね。実はこの行動、とんでもないメリットが一つ。

私が現在チャレンジ中である、白湯活。そう、コーヒーのために沸かしたお湯を、そのまま白湯にも活用できるのです。

▼白湯についての記事はこちら

これで、しばらくは白湯活の生命線も消えることはないでしょう。朝からコーヒーを準備し、更に白湯を飲んでいると、なんだか意識が高くなったような気分になれるので、おすすめです。

さて、このコーヒー。本来は運転中に飲むためのものとして用意しています。しかし、ここで問題発生。

水筒の保温性が高いが故に、熱すぎて一口も飲めないのです。

沸騰したお湯を水筒に注ぎ、家を出るまでの間に蓋を開けて冷ましていても、温度は全く下がりません。仕方なく、蓋を開けたまま車内のボトルホルダーにセットしていても、会社に着くまでの道中だけでは、到底飲める温度になってはくれないのです。

これは大誤算でした。エレガントな朝の通勤タイムになるはずだったのに。少しでも冷めてくれればとフーフーしてみても、コーヒーの香りとともに蒸気が顔を覆うだけで、温度の変化はなし。この蒸気のおかげで顔の保湿はバッチリですが、生憎そのためにコーヒーを用意しているわけではありません。

顔面を包み込む蒸気は尋常ではない熱さでしたが、それでも、コンビニのコーヒーで考えれば、数分待てば飲みやすい温度になるはずです。自宅を出て20分。もうそろそろ飲める頃合いでしょう。

信号待ちのタイミングで、一口。ゆっくりと水筒を傾け、中のコーヒーが私の上唇に触れたその瞬間。

熱すぎて一瞬記憶が飛びました。すさまじい勢いで水筒を離し、口元を押さえる私。想像以上の熱さに思わず笑ってしまう私。前方の車のルームミラーに映る私。

水筒の保温性の高さを舐めていました。目的どおり、確かに目は覚めました。しかし、それは私が想像していたシチュエーションとは異なります。優雅にコーヒーを嗜みながら会社へ向かうはずが、熱さに驚き飛び上がる始末。そして、恐らくルームミラー越しに前の運転手にはバレているのことでしょう。

コーヒーを持参し始めて現在3日目。未だに改善策は浮かんでおらず、今日も今日とて蒸気だけを浴びながら会社に辿り着きました。あの一瞬の熱さが忘れられず、水筒を傾けることができなくなってしまいました。

赤ちゃんのミルクのように、湯冷ましを入れるか、水筒ごと流水に当ててみようかな。ヤマザトさんにそう言ったら、「流水は意味ないやろ」と突っ込まれました。そもそも沸騰したてホヤホヤのお湯をそのまま使うから、こんなことになっているんですよね。明日は、お湯の温度が下がってから淹れてみようかな……。

ここまでお読みいただきありがとうございます。車内のボトルホルダーと水筒の相性があまりよくないので、何かの拍子に水筒が傾いた暁には、近くに置いてある通勤バッグの中へとコーヒーが注がれます。それではまた、次回の更新でお会いしましょう!


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