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編集部日記(クリスマス編)

こんにちは、opsol bookのヤナガワです。

ついに今年もクリスマスがやってきましたね(もう過ぎてしまいましたが)。毎回言っていますが、本当にあっという間の一年でした。

私は、クリスマスケーキを日替わりで二台購入するという浮かれ具合でしたが、それ以外は特にいつもと変わらない一日を過ごしました。だって、もう目が覚めてもサンタさんからのプレゼントは置いてないし。いっそのこと、私がサンタクロース職に就いてしまおうかと調べてみたところ、どうやら「公認サンタクロース」という資格があるそうで。

公認サンタクロースになるには、かなりハードな試験を合格しなければなりません。さまざまな条件(詳細は割愛します)をクリアした後に待ち構えている試験は、決して簡単なものではないのです。

試験の一つである体力測定の内容は、こんな感じです。

プレゼントの袋を持ったまま50m走

そのままはしごを使って、約3mの高さの煙突(直径120cm)に上る

煙突を通って暖炉から這い出る

ツリーの下にプレゼントを置き、子どもたちが用意したジンジャークッキー(6枚)と牛乳を完食

再び暖炉から煙突へ

煙突から降りて50m走(ゴール)

制限時間は2分。2分以内にゴールできなかった場合は失格となり、次に待ち構えている面接試験に進むことはできません。個人的に、サンタさんはトナカイにソリを引いてもらい、何の不自由もなく空を飛んでいるイメージでしたが、意外に体育会系なんですね。考えてみれば、多くの子どもたちにプレゼントを一晩で届けるのだから、ゆっくりしている暇はありません。場合によっては、いちいちソリに乗るよりも、己の足で走る方が早いのかも。

そして、煙突から家の中へ入った後に待ち構えているのが、クッキーの早食いです。もしも虫歯があったとしたら、急いで6枚も平らげるだなんてさぞ辛いことでしょう。サンタクロースになるためには、虫歯の治療と定期的な歯科検診も必要そうですね。

当日100人の子どもたちが6枚ずつクッキーを用意してくれているとすると、サンタさんはその場で合計600枚のクッキーを食べるのでしょうか。さすがに震えますね。牛乳は合計100杯か……。クッキーであれば、タッパーに入れてこっそり持ち帰ることができるかもしれませんが、牛乳となるとそうはいきませんし。歯だけではなく、お腹の強さも重要のようです。

過酷な試験を乗り越えた者だけが、憧れのサンタクロースになれるのですね。あの頃の私は、サンタさんの苦労なんて全く知りませんでした。

一度だけ、姿を見たいという気持ちが抑えきれず、夜更かし計画を立てたことがあります。結局、途中で寝てしまいましたが、もしかして多大なご迷惑をおかけしていたのでは? 少しでもタイムスケジュールがずれてしまったら、ほかの子どもたちのプレゼント配布にも支障が出てしまうかもしれません。宅配便と同じで、事前に配布ルートは定めているはず。私を飛ばしてほかの子へ届けに行ったところで、規定のルートから外れるのはサンタさんも本意ではないでしょう。

あの頃、意地悪してごめんね。どうしても姿が見たかったの。私の地区を担当していたサンタさんは、きっとその後の進行に影響が出たよね。上司に怒られたりしてない? 「早く寝て、マジで勘弁して」って思ってたのかな。

まあ、過ぎたことは仕方がありませんね。

ちなみに、公認サンタクロースという素晴らしい職に就いている方が、日本にも一人いらっしゃるそうです。

公認サンタクロースのパラダイス山元さんです。私の記事の何千倍も素敵なことが書いてあるので、ぜひこちらをご覧ください。

上記の記事を読んで確信しました。長らくサンタクロースの存在について議論が交わされてきましたが、私は今、胸を張って言えます。

サンタクロースは、居ます!

私はもう大人になってしまったので、配布対象世代から外れてしまいましたが、どうか世界中の子どもたちの元にプレゼントが届いていますように。

ここまでお読みいただきありがとうございます。私のような生半可な気持ちでは、公認サンタクロースへの道は程遠いんだろうな。まずは50m走の特訓から始めねば。それでは、また次回の更新でお会いしましょう!


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