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編集部日記(カムバック、あの頃の左肘編)

こんにちは、opsol bookのヤナガワです。

左肘が痛い。

そう感じ始めたのは、opsol bookに入社して1年が過ぎた頃でした。パソコン作業中の姿勢が悪いのかも、と思い試行錯誤を繰り返してみましたが、いまいちピンとくる姿勢がありません。ちなみに、私は机で腕全体を支え、パソコンは少し体から離れた場所に置いています。肘と机が触れているから、こんなにも肘が痛むのでしょうか。

重心が常に左に傾いていることも、原因の一つかもしれません。作業中に考え事をするとき、メモをとるとき、パソコンのキーボードを叩くとき。どのタイミングでも、基本的に私の全ては左肘に委ねられています(今回の記事を執筆中に、ようやくこの事実に気が付きました)。

痛みを感じつつも、特に解決策を模索するわけでもなく、いつも通りの日々を過ごし続けた結果、気付けば私の左肘は、まるで一部だけ日焼けをしているかのように黒ずんでいました。まあいいか、と放置していたツケが回ってきたのです。今のところ、何をしてもこの黒ずみは消えません。

こうなってくると、さすがにこのまま同じ姿勢で業務を続けていくわけにはいきません。まだ間に合うのであれば、あの頃の左肘に戻りたい。そこで、心機一転パソコン作業中の姿勢を改めることにしました。

この世には、インターネットという大変便利なものが存在しているので、試しに「ノートパソコン 姿勢」と検索。すると、さまざまなサイトで、パソコン使用時の正しい姿勢が説明されていました。どれどれ、一体どんなことが書いてあるのでしょうか。

▼今回は、富士通株式会社様の公式サイトを参考にさせていただきました。

私が一番知りたかった腕の位置については「机か椅子の肘置きで支える」と書いてありますね。なるほど。つまり、腕を机で支えている今の状況は、決して間違いではないのかもしれません。じゃあどうすれば……。

公式サイトでは、椅子の肘掛け部分で腕を支えているイラストが添えられています。私がこの姿勢にしたとしても、結局左肘に全体重を委ねてしまう気はしますが、試してみる価値はあります。もしかしたら、これで一気に改善されるかも。いざ、チャレンジ。

と、思ったのですが。残念ながら私の腕は、キーボードに触れたままの状態だと、肘掛けには届きませんでした。腕が短いのか、椅子との相性が悪いのか……。どうか椅子との相性でありますように。

諦めない気持ちが勝利への第一歩、ということで、次は椅子の高さを調整してみます。一番上まで上げてみると、確かに肘は机から離れます。腕は一直線になっていますが、これなら、今後肘と机が触れ合うこともないかもしれません。ただ、椅子の高さを変えたことによって、新たな問題が発生しました。足が床に届かないのです。事務所内に足台はありませんし、このまま宙ぶらりんの状態で業務を続けるわけにもいきません。残念ながら、こちらの案も不採用となりました。

結局、現時点でできる対処法は、パソコンを手前に持ってくる、ということのみでした。これが根本的な解決に繋がるのかは、今のところわかりませんが、しばらくはこのまま様子を見ようと思います。どうか、青春を共に過ごした左肘なかまが、(黒ずみのない)あの頃の姿になって帰ってきますように。

ここまでお読みいただきありがとうございます。皆さまも、摩擦や圧の掛け過ぎにはご注意ください。それでは、また次回の更新でお会いしましょう!


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