編集部日記(洗濯トラップ編)
こんにちは、opsol bookのヤナガワです。
先週は天気の悪い日が続きましたね。私はお日様の下で洗濯物を干すのが好きなので、洗濯物が乾かないとなるとテンションが下がります。テンサゲです、テンサゲ。久しぶりにこの言葉を使った気がしたので調べてみたところ、「テンアゲ」「テンサゲ」が流行したのは2012年頃のことらしいです。10年以上前……。ちなみに、「てへぺろ」も同時期とのこと。
話は洗濯に戻ります。こういうときに限って予備のバスタオルが行方不明になり、雨なのにバスタオルを乾かさねばならない状況になりました。少量の洗濯物のために、コインランドリーまで行って乾燥機を回すのは面倒ですし、仕方がないので伝家の宝刀エアーコンディショナーの力を借りることに。
エアコンを使用するのであれば、ほかの洗濯物もまとめて早めに洗濯機を回しておこうと、お風呂から上がってすぐにスイッチをオン。洗濯完了までしばらく待ちます。
待つこと約1時間。さっさと干して寝てしまおうと洗濯機の蓋を開けると、なんだか嫌な予感が。真っ黒だったはずのインナーが、何だか白色に見えたのです。はて? なんでこんなに靄がかかったような見た目なのだろうか。
洗濯機から引っ張りだされるインナー。的中する嫌な予感。繊維という繊維に絡みつく白色の何か。
間違いない。紙です。
やってしまいました。寝ている間に乾かしてしまおうと、良かれと思って行動したはずが、禁断の罪を犯してしまったようです。どうして? ズボンのポケットにティッシュなんて入れてなかったはず。必死に一日を振り返ってみると、とある一つの可能性が浮かび上がってきました。
我が家の洗面所には、ペーパータオルを設置しています。洗顔後にタオルで顔を拭くとタオルの繊維が顔についてしまうので、ペーパータオルで顔を拭くようにしているのです。使用後はついでに洗面台の簡単な掃除もできますし、一石二鳥で重宝しています。
たまに、顔を拭いた後のペーパータオルを、掃除に使用するために洗濯機の端っこに置くことがあります。そういえば、この日はバランスを崩して、使用済みのペーパータオルが洗濯機の中に落ちてしまったような、落ちていないような。それを気にせず、先にスキンケアをしたいからと放置したような、しなかったような。
……私か? 私なのか? 私だっていうのか?
嘆いていても時間は戻りません。とりあえず柔軟剤を入れてすすぎ洗いをしてみましたが、効果はイマイチでした。もう、一旦このことは忘れて眠りましょう。明日の私、頑張って。
翌朝、もう一度洗濯機を回して取り出してみると、当初よりは少しだけマシになったような気はするものの、依然大量の紙くずがまとわりついたままでした。ここから状況が良くなるなんて思えません。紙くずなんて無視して、諦めて洗濯物を乾かすことにします。
エアコンの下で揺れる洗濯物たち。本来ならば、何の汚れもないまっさらな服のはずなのに、こびりついた白色が視界に映るたびに気分を降下させます。何でこんなことに。いや、多分私が悪いのでしょうね。
ほかの服や靴下にも紙くずは付着していたものの、圧倒的に被害が大きかったのがインナーでした。寒い冬のお供として毎年お世話になっている某温かインナーにまとわりつく大量の紙くずは、冒頭に掲載した画像のとおりです。
濡れたままではどうにもならなかったので、完全に乾いた状態のインナーの上を、粘着ローラーでひたすらコロコロコロコロ。カーペット掃除以上に粘着シートを消費しながら、必死にコロコロし続けること数十分。努力の甲斐あって、何とか元の姿に戻すことができました。もう捨てるしかないのか?と絶望しかけていたので、とりあえず安心しました。本当に良かった。
ごみはすぐにごみ箱に捨てる。もう二度と同じ過ちを繰り返してなるものかと胸に刻みながら、明日からはすぐにペーパータオルを捨てると誓いました。一枚のペーパータオルが、まさかこんなことになるなんて。
ていうか、やっぱり犯人は私なのだろうか。いや、私なんだろうなあ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ガムテープを切らしていたために、大量の粘着シートを消費したことが悔やまれます。備品の常備、大事。それでは、また次回の更新でお会いしましょう!
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