編集部日記(現実編)
こんにちは、opsol bookのヤナガワです。
先日、免許の更新に行ってきました。免許センターまでは少し距離があるため、余裕を持って早めに自宅を出たはいいものの、当日は日曜日だったこともあり、受付開始時刻の前から駐車場は大混雑。前回の更新は平日だったため、「これが日曜日か」と休日の人の多さに思いを馳せつつ、人の流れに乗って会場へと進みました。
免許の更新でメインイベントとなるのは、やはり写真撮影ではないでしょうか。この世にさまざまなカメラが存在する中で、一番盛れないと言っても過言ではないのが、証明写真の撮影だと思っています。特に、免許センターで撮影してもらう場合は、免許証が出来上がるまで、どんな写真写りなのかを確認することもできません。しかも、撮影時間は一瞬です。
次回の更新まで5年という長い時間を共に歩むわけですから、できればそれなりにマシな写りでありたい。そんな強い思いを持って、私は今回の撮影に挑みました。
まずは事前の準備が重要です。インターネットで調べてみると、証明写真の撮影に対するアレコレがたくさん出てきます。明るい色のトップスを着て顔色を明るく見せるだとか、写真に写ることを考慮してしっかりめにメイクをするだとか。実際に証明写真用メイクのコツを解説している動画もあるので、私はひたすらその指示に従い、身なりを整えていきました。
メイクを終え、鏡で見た感じはいい仕上がりだと言えます。前日に塩分を取りすぎたのか、いつもよりむくんで輪郭に丸みがあるような気がしましたが、そこはもうどうすることもできません。顎を引いて、何とかごまかす作戦でいきましょう。
免許センターでの更新手続きは、スピードが命です。特に、私が行った日曜日はかなり混雑します。普段平日に来ることができない人たちが一堂に会するわけですから、よりスムーズに作業を進めていかねばなりません。つまり、写真撮影もモタモタしている暇などないのです。撮影室に入ったら、前髪を整える時間も、上着を脱ぐ時間も、メイクをチェックする時間もありません。それを見越して、ほかの申請の待ち時間にある程度準備をしておくことがポイントです。いつ撮影されてもいいように、私も逐一前髪をチェックしていました。
視力検査を終え、ついにその時がやってきました。前髪はOK。上着も脱いで、顔色対策もばっちり。リップも車内で塗り直しているので、確認は不要です。あとは己の被写体としてのポテンシャルを発揮するのみ。いざ、撮影へ――。
係員の方の「いいですね」という言葉にすっかり浮かれ気味のヤナガワ。そのまま講習を受けるために別のフロアへ。動画やテキストを用いた講習を終えたら、残すは新免許証の受け取りのみです。やれることはやりました。あとは結果を待つのみ。私の免許証は、一体どんな仕上がりになっているのか。
カウンターで新免許証を受け取り、高鳴る鼓動を押さえながら写真を確認。そこに映っていたのは、鏡の中に居た私とは全く違う、明らかに前回の写真よりも体重の増加を感じる私でした。成功しているのは、白いトップスによるレフ版効果だけ。メイクでごまかすにも、限界があるのでしょうか。私って、こんなに丸みを帯びていたっけ? というか、こんなに顔の余白多かったっけ?
現実に耐え切れず、しばらくベンチに座って考えました。なぜ今日という今日までこの事実に気が付かなかったのか。マスクをしていて顔の下半分が隠れているから? ノーマルカメラを徹底的に避け、加工アプリに頼ってばかりだったから? 鏡に映る自分を脳内補正しているから? 全部か……。
あまりにもショックだったので、帰ってすぐに自宅で20分踊りました。過去に少しだけダイエットダンスに取り組んだ時期もありましたが、とうの昔に挫折しています。
今回こそは続けたい。もう何度目かもわからない誓いを自分自身と交わし、有酸素運動に再挑戦することを決意したのです。ランニングもウォーキングも続かず、ダイエットダンスだって一度は諦めています。しかし、外に出ずに楽しく身体を動かすには、もうこれしかありません。
実は、免許の更新に行く数日前に一度だけ10分間のダンスに挑戦したのですが、就寝前に踊ったせいで汗をかいて体が冷えたのか、翌日に風邪をひきました。しかも、タイミングが悪いことに筋肉痛がやってきて、これが普通の風邪+筋肉痛なのか、はたまたインフルエンザの関節痛なのかの区別がつかず、頭を抱えました(結局ただの風邪でしたが)。ここで風邪をひいていなければ、数日間は(多分)ダンスを続けていたはずです。そうしたら、証明写真も幾分マシになっていたかもしれませんね。
次の免許の更新は5年後。それまでにはきっとシュっとした輪郭を手に入れてみせます。頑張れ私!
ここまでお読みいただきありがとうございます。5年あれば、きっと変われます……よね? それでは、また次回の更新でお会いしましょう!
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