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編集部日記(睡眠編)

こんにちは、opsol bookのヤナガワです。

昨年、SNS断食についての記事を投稿しました。

あれから約4か月。スマホ中毒の自覚があるので、当然のごとくSNSの使用を控えることはできませんでした。というか、正直控えるつもりもありませんでした。SNSの話題は把握しておきたいし、知人の投稿も気になるし、動画の視聴はやめられないし。週末にスマホのスクリーンタイムの通知が届くたびに、レポートを見ては毎回引いています。

一日24時間、仕事が8時間、睡眠が6時間、その他の食事や入浴などを除き、何もない自由な時間が5時間だとします。レポートに残された記録によると、その5時間の内、一日平均3時間30分はスマホを触っているらしいです。スマホを使用していなくても、タブレットで動画を観ていることもあります。二つの端末の使用時間を合計すれば、5時間に達する可能性も十分考えられますね。断食する気がなさすぎる。

使用頻度が多いのは、XとYouTubeでした。「ちょっとだけ見ちゃお」が命取りとなり、どんどん時間が奪われていく魔のコンテンツです。何か目的があるわけではなく、流れてくる投稿をただ眺めているだけなので、その時間で得た知識が、今後の生活の中でプラスに働くことはほぼありません。たまにnoteのネタにするくらいでしょうか。

SNSの使用時間は減らなかったものの、睡眠の状況には少し変化がありました。

以前は、迫りくる翌日から目を逸らすため、寝落ちするギリギリまでスマホを触り続けていました。特に見たいものもないのに、ダラダラと何時間もスマホを眺め続ける毎日。

そんな日々を過ごしていたにもかかわらず、最近は布団に入るタイミングで一切スマホを触らなくなりました。一体どんな心境の変化があったというのでしょうか。

きっかけは、帰宅後のルーティンを「入浴→食事」から「食事→入浴」の順に変えたことだと思います。

このルーティンに変えてから、食事後のSNSパトロールタイムが1~2時間ほど発生し、入浴のタイミングが遅くなりました。これにより、必然的に就寝時間が遅くなり、布団に入る頃には力尽きているというわけです。まぶたはほぼ閉じた状態なので、もちろん布団にいる私はスマホを触る余裕もありません。

SNSのトータル使用時間は、以前とそれほど変わっていません。重要なのは、食事から入浴を終えるまでに時間をかけることで眠気を誘い、その勢いのままスマホを触らせることなく己を寝かせる、ということ。ここでテキパキと就寝準備を済ませてしまうと、布団の中でずっとスマホを触ってしまいますからね。あまり良い例ではありませんが、これが今の私にできる最善策なのです。皆さまはこんな横着をせずに、規則正しい生活をしながら早めに布団に入り、適度な使用時間を経てスマホの電源を消すことをおすすめします。

就寝直前にスマホを眺めることがなくなったからか、ここ最近は睡眠の質がかなり良くなった気がしています。朝の目覚めもスッキリしていますし、睡眠時間は変わっていないのに、よく寝たと感じるようにもなりました。ダラダラと入浴時間を引き延ばさずともスマホ断ちができるようになることを目標に、このまま睡眠の質の改善に励みたいと思います。

最近は、夢の中でも日中と同じように仕事をしているので、そろそろ推しに会う夢だとか、おいしいご飯をたらふく食べる夢だとか、欲望にまみれた夢を見たいところですね。今よりももっと睡眠の質が良くなれば叶うものなのでしょうか。そうだといいなぁ。

ここまでお読みいただきありがとうございます。昨日は「知らない人が私の家で用を足している」という夢を見ました。夢占いの見解はさまざまでしたが、きっと良い意味があるのだと信じています。それでは、また次回の更新でお会いしましょう!


電子書籍発売のお知らせ

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本作は、特別支援学校を舞台とした短編小説で、著者が高校在学中に執筆。校外活動のボランティアとしてやってきた高校生たちと引率教員、そこで勤務する教員たちの出会いと葛藤を、瑞々しい感性で描いた作品です。
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発行形態:電子書籍
価格:本体価格350円+税
販売電子書店:Kindleストア、紀伊国屋書店、楽天Kobo、BookLive!、honto、Reader Store、auブックパス、 iBooks Store、理想書店など

第2回ハナショウブ小説賞 最終選考結果発表!

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ほとんどの国民が神霊術を使うルーラ王国の南部。
「チェルニちゃん、いてくれてよかった。きみに力を貸してほしいと思っているんだ。街の子供たちが三人、拐われたかもしれない」
この誘拐事件をきっかけに、チェルニの運命は大きく動き出す――。

▼noteでもお読みいただけます!


『フェオファーン聖譚曲オラトリオ』シリーズ(菫乃薗ゑ/2020)

※絶版中、現在新装版刊行準備中。

「私には、この大王国の黄昏の鐘が聞こえるよ」
王族、政治家、騎士たちのさまざまな思惑の中行われようとしている禁忌の「召喚魔術」。
アントーシャたちは、果たしてそれを止めることができるのか。そして強大な王国を倒すために採ろうとしている前代未聞の手法とは――。

▼リニューアル版(op.Ⅰ)はnoteでもお読みいただけます!