編集部日記(500円の重み編)
こんにちは、opsol bookのヤナガワです。
今日の朝、出勤前にテレビを観ていたところ、こんな特集が放送されていました。
以前noteにも投稿しましたが、私はカプセルトイブームに乗っかりまくっているため、商業施設に行くと必ずカプセルトイコーナーに向かいます。SNSで発売日をチェックして目当ての商品を探すこともあるのですが、残念ながら近隣施設では入荷日が数か月ずれていることも多く、なかなかタイムリーにゲットすることができません。こればっかりは運命の出会いを信じるしかないのです。
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少し前に、ずっと探していたカプセルトイを見つけました。中身は残り少なく、この日を逃したらもう手に入らないかもしれません。1回500円。決して安くはありませんが、ありがたいことに全3種という好条件でした。これなら運も私の見方をしてくれることでしょう。A、B、Cの中で、私が欲しいのはAとB。3種類のうちの2個を揃えるだけなのだから、簡単なミッションのはずです。
まずは1回目。白色のカプセルの中から出てきたのはAでした。良いスタートを切りましたね。残るはBのみです。多くてもあと2回回せば当たる気がします。
次の500円を投入し、2回目へ。この時点ですでに1000円の出費です。まだ2回しか回していないのに? なんて恐ろしい……と考えながら出てきたカプセルを見ると、そこにあったのは1回目と同じ白色でした。開けずともわかります。中身はAである、と。
カプセルトイは、種類ごとにカプセルの色が異なっていることが多く、今回も白、黒、ピンクの3種類に分かれていました。狙っていたAは白、Bは黒です。
果たして、黒色のカプセルは出てくれるのでしょうか。外側から機械の中を覗いてみても、どの場所にあるカプセルが落ちてくるのかはわかりません。いや、カプセルトイのプロフェッショナルなら簡単に推理できるのかもしれませんが、残念ながら私はまだそのレベルには達していません。目の前にある黒色のカプセルが出てくることを願いながら、3回目に挑みます。
震える手で500円を投入。自分を信じろ。もう1500円だぞ。さすがにカプセル側も空気を読んでくれるはず。高鳴る鼓動を感じながら、右手で掴んだカプセルを見ると、そこにあったのは見覚えのある白色でした。ですよね。そんな気はしていました。
ここまで来たら、意地と意地のぶつかり合いです。絶対に白色以外出したくない機械VS絶対に黒色を出したいヤナガワ。そもそも、1500円を使っておいて、今更諦めるわけにもいきません。ここで諦めるなら1回目で辞めておけばよかった。そんなことを考えてしまう前に回すしか、私に道は残されていないのです。
さすがにラストチャンスだと思いながら挑んだ4回目。もう両替機には行かないと誓いながら500円を投入。瞳を閉じながら、どんな結果でも受け入れようと精神統一をしました。抑えようとしても物欲センサーは溢れるばかりです。お願い、出ろ、出ろ……。
出た!!!!
出たけど。2000円あれば何ができたんだろう。サイゼリヤだったら豪遊できちゃうな。一時のテンションで回しちゃったけど、ちょっと後悔してるかも。
目当ての商品をゲットした途端、急に現実が襲いかかってきました。カプセルトイの収集に全力を注いでいる方であれば、きっとこれも必要経費なのだと思います。ただ、私のような中途半端な覚悟で挑んでしまうと、このように急に焦りが出始めます。しかも、コンプリートしたならまだしも、Aが3個、Bが1個、Cは0個という結果。Cは狙っていなかったとはいえ、2000円も使ったのなら1個くらい出てくれてもいいのに。
私はこの日の500円大放出事件がきっかけで、欲しいものが出なくても1回で諦めるべきだと学びました。欲しい商品があればまた別の日に。後日その商品がなくなっていたら、私とは縁がなかったということです。
少し前までは1回200円の商品がたくさんあったはずですが、ここ最近の商品のクオリティを考えると、値段が上がるのも頷けます。とはいえ、1回にかけられる上限金額は一体いくらが平均なのでしょうか。私は500円がMAXかもしれません。正直、目当ての商品が1000円になっていても、本当に欲しければ回してしまいそうな気もしますが。
最近は、個人的に食品系のミニチュアカプセルトイが熱いですね。こちらの味噌のミニパッケージチャームもとっても可愛かったです。
再販状況によっては、まだ販売している店舗もあると思うので、ぜひチェックしてみてください。私は血眼で探し中です。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ちなみに、弊社の代表も虜になっているようです。
それでは、また次回の更新でお会いしましょう!
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