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編集部日記(カレンダー編)

こんにちは、opsol bookのヤナガワです。

2024年を迎え、カレンダーや手帳を新調する時期となりましたね。

私は、自室に置くカレンダーは漫画やアニメの公式グッズにすると決めています。こちとら購買意欲の高いオタクですから、もちろん好きな作品のカレンダーは全て購入します。それ故に、本来一部屋につき一つでいいはずのカレンダーが、どんどん増えていくのです。例年だと『僕のヒーローアカデミア』『ハイキュー!!』『呪術廻戦』のカレンダーはマストで購入していました。

毎年発売される週刊少年ジャンプ作品のコミックカレンダーは壁掛けタイプがほとんどで、一か月もしくは二か月ごとにページを切り取る仕組みとなっています。三つも買ったはいいものの、壁は四面しかありません。家具や窓の関係で横並びにすることもできず、三面に一作品ずつ掛けることに。冷静に考えると多すぎますが、これはこれで便利な気がするので良しとしましょう。

こちらのカレンダー、表紙が描き下ろしイラストで、その他のページは既存イラストとなっています。切り取ったページはファイリングして保存が可能なのですが、せっかくの描き下ろしなのに、すぐに表紙を切り取るのもなんだかもったいないような……。なかなか次のページに進む決心がつかず、結局ずっと表紙のまま、封も開けずに1年が終わってしまいました。カレンダーあるあるですよね。

我が家のカレンダーはこれだけではありません。

コミックカレンダーのほかに、『呪術廻戦』では366日の日めくり万年カレンダーも発売されました。こちらは切り取らずにめくるだけなので、もったいないおばけと化した私でも、安心して使用できます。せっかく購入したので、こちらは自室のデスクにセットしました。

さすがにこれなら使えると思っていたのも束の間。毎日ページをめくるという行為が面倒になり、ゲットした一か月後には、何度朝が来ても7月13日を迎えるという事態になってしまいました。タイムリープでもしてるのかな。

まだあります。

同じく『呪術廻戦』のコミックスに、同梱版としてアクリルプレート仕様のカレンダーがついていたのです。「買うなら特典がたくさんついているもの」をモットーに生きている私にとって、アクリルカレンダーの付属は朗報でした。正直、もうカレンダーの在庫は足りていますが、もちろん購入し、本棚の空きスペースに飾りました。月ごとにアクリル板の中にあるカレンダーシートを取り換える必要があるのですが、例の如く面倒になり、こちらも二か月ほどで時が止まりました。まあ、予想どおりです。

更に。

これまた『呪術廻戦』の日めくりカレンダーが発売されました。こちらは先ほどの日めくりとは異なり、一日ずつ切り取るタイプです。私は、どちらかというとアニメよりも原作グッズを買い集めるのが好きで、まさにこの商品は漫画の名場面が使用されていたため、情報が出てすぐにAmazonで予約をしました。

その後、発売日を迎え、我が家に宅配便が届いたところまでは良かったのですが。

とある段ボールが届いた数日後、同じ形状の段ボールが追加で一つ届きました。忙しくて未開封だった一つ目の段ボールと一緒に開封してみると、そこには全く同じ日めくりカレンダーの姿が。

そう、予約したことをすっかり忘れて、同じ商品を別のサイトで購入していたのです。

Amazonで購入した後日、公式通販サイトで予約するとポストカードが付いてくるという情報を得た私は、確かにそちらのサイトでもポチッと購入した覚えがあります。そうだ、そういえばそうだった。Amazonの存在をすっかり忘れていました。

目の前にある二つのカレンダーを眺め、しばらく呆然としていましたが、保存用も手に入れたと考えることで何とか心の安寧を保つことができました。逆に言えば、そう考えていないと、意図せず同じ商品を重複して注文していた己の情けなさに涙が出そうでした。そして、保存用があるにもかかわらず、結局もったいなくなり五枚ほどめくっただけで終了。もう買うのをやめた方がいいですね。

こうして、私の部屋には一年で計六つのカレンダーが飾られることとなりました。その内三つは未開封のまま壁へ、二つは日めくりなのにめくられず、一つはただのアクリルスタンドとなり、カレンダーとしての使命を果たせたものは、残念ながらいません。申し訳ない、購入者が不甲斐ないばかりに。

その後も懲りずに三年連続で三作品の壁掛けカレンダーを購入し、三年間とも封を開けずに終わってしまいました。なんなら、部屋にはまだ2022年のカレンダーがビニールに包まれたまま壁にかけられており、2023年のカレンダーは部屋の隅で待機したままです。ほんとすみません。これ以降は我慢することを覚え、今年はカレンダーをお迎えしないことにしています。どんな未来が待ち受けているのかは、もうわかっているので。

ここまでお読みいただきありがとうございます。家にあっても時が止まったままなので、日めくり万年カレンダーは会社で使おうかな。それでは、また次回の更新でお会いしましょう!


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