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編集部日記(おにぎり編)

こんにちは、opsol bookのヤナガワです。

先日、2023年「今年の一皿」に「ご馳走おにぎり」が選ばれたと発表がありました。

この記事を書いている現在の時刻は午前10時。少し前に朝食を食べたはずなのに、おにぎりの写真を見ていたらお腹が空いてきました。今の気分はいくらのおにぎりですね。できればお味噌汁もセットで。

正直、外食をする際におにぎりを選択肢に入れたことはありません。せっかく外で食べるのなら、とハンバーグやお寿司を選ぶことが多いからです。ご馳走おにぎりの平均的な金額は、一個で600円前後、二個+お味噌汁で1,000円前後であり、普段コンビニで100円台のおにぎりを買う私からすると、少々高く感じてしまいます。それでも選ばれる理由があるからこそ、現在のブームに繋がっているんですよね。

2024年には「おにぎりサミット」が開催されるとの情報も。

私の知らない間に、おにぎりが大出世を果たしていました。

数年前には「おにぎらず」が話題になっていましたが、一周回っておにぎりに戻ってくるとは。おにぎらずの方が、バリエーション豊かな具材を挟むことができると思っていましたが、ご馳走おにぎりは、三角形の頂点に具材を盛ることでより魅力が増す気がするので、もはや具の量と形状は何の関係もありませんね。

さまざまな種類のご馳走おにぎりが存在する中で、完全主観の見た目映えランキング(具部門)堂々の一位は、卵黄です。卵黄が頂点に君臨していいるだけで、なんだか非日常を味わえるような気がしませんか? 普段おにぎりを手に取る場面では、持ち運びを想定していることがほとんどです。卵黄おにぎりを自分で作ろうとしたならば、ラップに包む時点で大変なことになるでしょう。そこを何とかクリアしたとて、バッグの中で努力が水の泡になることは目に見えています。お店で注文するからこその良さが、卵黄にはあるのです(多分)。

一方で、食べづらさランキングでも、卵黄は首位争いをすると踏んでいます。もし、割った拍子に卵黄が滝のようにお皿へと流れていってしまったら、最大の楽しみも消えてしまうわけで。超半熟の目玉焼きでも同じような現象が起こりますし、あり得ない話ではないでしょう。それを恐れて割らずに食べようものならば、最初の一口でこれまた卵黄を失うことになります。うーん。映えと食べやすさの両立って、なかなか難しいですね。こういうメニューは、中にもソース状になった卵黄が入っていたりするのでしょうか。

食べ物繋がりでもう一つ。こちらのサイトでは、2023年の「食トレンドランキング」が発表されていました。

栄えある一位はライスペーパーでした。SNSでもよく目にしていましたが、ライスペーパーは、ご飯ものからデザート系まで幅広いジャンルのレシピに対応可能な優等生です。

正直なところ、ランキング入りした料理名(レシピ名)の中で、私が知っていたのはライスペーパーだけでした。ヤンニョムチキンとか、チーズボールとか、チーズタッカルビとか、あの頃の韓国料理ブームは、すでに過去の出来事なのでしょうか。私は未だに虜になったままなのですが……。

▼ヤンニョムチキンは2021年にランクインしていました。

ライスペーパーは、こちらの「食トレンド大賞2023」でも一位に輝いています。

興味本位で調べてみたところ、ライスペーパーを使ったおにぎりのレシピや、ライスぺーパーを使用したカレンダーまでもが存在していました。お米の可能性って無限大なんですね。

過去には稲に想いを馳せていたこともあるくらい、お米には思い入れがあります。ダイエットのためにお米を減らしていた時期もありますが、やっぱりちゃんと食べようかな……。

▼稲を見守る話はこちらから

〈2024年にやってみたいことリスト〉
□ご馳走おにぎりを食べる
□ライスペーパーを食べる

ここまでお読みいただきありがとうございます。やれいくらがてんこ盛りのおにぎりが食べたいだの、やれ卵黄がどうのこうのだのと語ってきましたが、結局一番好きなおにぎりの具はしゃけです。ほぐしてあると、なおよし。それでは、また次回の更新でお会いしましょう!


第1回ハナショウブ小説賞 結果発表!

最終選考結果が発表されました!
▼受賞作品は公式サイトをご確認ください。

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〈刊行作品のご紹介〉

『神霊術少女チェルニ1 神去り子爵家と微睡の雛』(須尾見 蓮/2021)

定価 本体1,800円+税 A5変型版ハードカバー

ほとんどの国民が神霊術を使うルーラ王国の南部。
「チェルニちゃん、いてくれてよかった。きみに力を貸してほしいと思っているんだ。街の子供たちが三人、拐われたかもしれない」
この誘拐事件をきっかけに、チェルニの運命は大きく動き出す――。

▼noteでもお読みいただけます!


『フェオファーン聖譚曲オラトリオ』シリーズ(菫乃薗ゑ/2020)

※絶版中、現在新装版刊行準備中。

「私には、この大王国の黄昏の鐘が聞こえるよ」
王族、政治家、騎士たちのさまざまな思惑の中行われようとしている禁忌の「召喚魔術」。
アントーシャたちは、果たしてそれを止めることができるのか。そして強大な王国を倒すために採ろうとしている前代未聞の手法とは――。

▼リニューアル版(op.Ⅰ)はnoteでもお読みいただけます!