
編集部日記(AIの進化編)
こんにちは、opsol bookのヤナガワです。
久しぶりにnoteのAIアシスタント機能を触ってみたところ、気になる項目をいくつか発見しました。最後にnoteのAIタブを開いたのは8月のこと。ここは挑戦してみるしかありません。opsol bookは、画像生成やchat botの作成など、さまざまなジャンルでAIに振り回されており、攻略にむけて日々精進を続けている最中なのです。
今回気になった機能はこちら。

「書きかえを提案」というものです。既存の文章をそれぞれの文体に合わせて書きかえてくれるらしく、なんとエモくもしてくれるそう。最近のAIってすごいですね。
今回は、9月に投稿したこちらの記事の一部を抜粋して、加工を施していきます。
【原文】
元気かい、稲。私はあまり元気ではないよ、稲。それでも、お米は食べるよ、稲。将来の君だね、稲。
体調を崩したことがきっかけでお米のおいしさを再確認し、通勤中に見かける稲に思いを馳せたときの投稿ですね。一体どのような文章に書きかえられるのでしょうか。まずは最近はやりのエモいを感じてみたいと思います。
【AIによるエモーショナル加工】
元気かね、稲。私はあまり元気ではないよ、稲。それでも、お米は食べるよ、稲。将来の君だね、稲。
うーん。ほぼ変化なし。「元気かい、稲。」が「元気かね、稲。」になったくらいです。抜粋した文章が悪かったのかもしれませんね。私の知らないところで「○○かね」という言い回しがエモいという文化があるのなら、どうか無知な私を許してください。
エモいとは、簡単に言葉で表すことができない感情なのかもしれません。文章をやわらかくするのであれば、エモいよりもハードルが低い気がします。
【AIによるやわらか加工】
元気ですか、稲さん。私はあまり元気ではありませんが、お米は食べますよ、稲さん。将来の君ですからね、稲さん。
稲に「さん」がつきました。確かに、呼び捨てだときつい感じがしますもんね。納得です。フォーマルになると、ここから更に変わるのでしょうか?
【AIによるフォーマル加工】
お元気ですか、稲さん。私はあまりお元気でありませんが、それでもお米を食べる必要があります。将来のあなたを思っていますよ、稲さん。
「私はあまりお元気ではありませんが」となっています。丁寧に話そうとしすぎたが故に、言葉遣いがおかしくなってしまうことって、たまにありますよね。AI側も気を遣いすぎたのかもしれません。
上記以外にもさまざまな機能があるので、今回はほかも試してみたいと思います。

まずは要約。この文章は稲への思いがポイントとなってきますが、果たして結果はいかに。
【AIによる要約】
私は元気ではありませんが、お米は食べます。
お米の話になってしまいました。これではただの食いしん坊だと思われてしまいます。もう少し稲に対する思いに触れてほしかったので、要約する文章の範囲を広げてみました。その結果がこちらです。
私の通勤経路にある田んぼは、5月頃に田植えが始まる。子供の頃はオタマジャクシやアメンボを追いかけて遊んでいたが、大人になって触れなくなった。田んぼは稲で溢れ、その成長を見つめることが唯一の変化だ。でも台風の影響で大きく成長した稲が倒れる姿を見た時はショックだった。療養中も稲のことを思い出していた。来年も立派に育ってほしいと願う私は、田んぼの中で跳ねる蛙から逃げるんだろうな…。
ま、及第点ってところですかね。本来のラストは「田んぼで揺れる稲を見つめながら、足元で跳ねる蛙から逃げるんだろうな」といった内容でしたが、ただ蛙から逃げるだけの人になってしまいました。私も悪魔ではないので、そこは大目に見ておきましょう。
次に、SNSへの投稿文もサポートしてもらいました。noteを更新するたびにXでお知らせをしてはいますが、そろそろ新しい意見を取り入れたいところです。
【AIによるSNS投稿文】
「元気かい、稲。私はあまり元気ではないよ、稲。でも、お米は食べるよ、稲。将来の君だね、稲。」おはよう!米ねたで一日をエネルギーフルにスタート💪しましょう! #note
なんと絵文字まで使ってくれました。なるほど、本文を引用しつつ宣伝をするのもいいですね。ここまで試したAI生成の中で一番気に入りました。せっかくなので、今回の投稿のSNS投稿文も作ってみます。
【AIによるSNS投稿文】
【AIによる加工】AIを使って文章のテイストを変える実験をしてみたよ!エモいやわらかフォーマルの3種類で試してみたけど、思ったより変化がなくてちょっとがっかり…でもAIってすごいよね! #note
思ったより変化がなくてちょっとがっかりしていることがAIにバレていたようです。すみません、そんなつもりじゃなかったんです。あんまり変わらないなって、純粋にそう思っただけで……。
さすがに「ちょっとがっかり」は省きますが、せっかく生成したので、今回はこの投稿文を参考にXでポストしてみようと思います。
ここまで書き終えた段階でAIに文章の校正をしてもらったところ、「X」を具体的な内容に置き換えるべき、という意見をもらいました。AIちゃん、実はこれ、Twitterの新しい名前なんだよ。確かに、仮名や方程式だと思ってしまうのも仕方ないですよね。私もまだXに順応できていないですし。
ここまでお読みいただきありがとうございます。この締めの挨拶をつけるようになったのも、AIアシスタント機能がきっかけだったことを、今回の記事で思い出しました。それでは、また次回の更新でお会いしましょう!
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