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編集部日記(残り8回編)

こんにちは、opsol bookのヤナガワです。

タイトルにある「残り8回」。これは一体何の回数なのでしょうか。noteの更新回数? いいえ、違います。正解は、2023年が終わるまでに迎える月曜日の回数です。

先日、Xのタイムラインを見ていたところ、こんな内容のポストが流れてきました。

「あと9回月曜日が来たら、2023年が終わる」

いやいや、さすがにそんなわけがありません。つい最近まで真夏だったはず。それなのに今年の月曜日が残り9回だなんて、冗談はよしてくださいよ。そう思ってカレンダーを見てみたら、本当に残り9回でした。何度数えても9回。ほかの曜日を数えても9回。そんな馬鹿な。このポストを見たのは先週なので、現時点ではもう残り8回になっています。

とんでもない衝撃でした。いくら11月が近付いているとはいえ、各曜日のストックが一桁に突入しているだなんて、思ってもみなかったのです。

残りの回数に驚いたのは、何も曜日だけではありません。例えば、これまで飽きるほど過ごしてきたはずの夏。長い付き合いだと思っていましたが、私がこれまでに過ごした夏はまだ20数回程度でした。100歳まで生きたとしても、たったの100回。回数にすると意外に少ないというか何というか。日本人の平均寿命で考えると、私が生涯で迎える夏は残り60回程度になります。

過去に過ごした夏は、もう二度とやってきません。もちろん、来年の夏だって。私がこれから過ごす残り8回の月曜日も、同じ日は二度とないんですよね。最近、某サバイバルオーディション番組にハマっているのですが、配信日である木曜日を楽しみにしすぎて、ほかの曜日をおざなりに過ごしていたような気がします。少し前にこの記事を書き始めていたにもかかわらず、一日一日が貴重だという意識が欠けていました。人間はそう簡単に変われないということなのでしょうか。いや、「人間は」ではなく「私は」か。

思えば、冬用のスリッパを買うと言いながら未だに買わず、

白湯を飲むと言いながら挫折し、

これならいけると手を出したダイエットダンスも続かず。

自覚がありすぎるくらい有言不実行な私が、この記事を書いたからといってすぐに意識が変わるとは到底思えません。きっと、今週も木曜日のために1週間を過ごすのでしょう。そして気付けば2024年になり、そのまま2025年を迎え、2026年、2027年……そんな日々を繰り返す未来が、私には見えます。

やはり、先延ばしにしてはだめですね。明日、いや今日行動に移さねば。ということで、今日(10月31日)を有意義な一日にするために、帰りにお菓子でも買って帰ろうと思います。ハロウィンなので。この人生で迎えるハロウィンの回数も、残り少ないかもしれませんからね。

ここまでお読みいただきありがとうございます。トリックオアトリートの機会はないと思うので、購入したお菓子は自分で食べます。それでは、また次回の更新でお会いしましょう!


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