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編集部日記(祝・一周年編)

こんにちは、opsol bookのヤナガワです。

この日記(という名の恥さらし)の投稿を始めてから、昨日で丁度一年が経ちました。一本目の日記は、2023年3月21日に投稿した料理の失敗談を綴った「待ちとせっかちと私」。

投稿を始めた頃は、このように記事毎にタイトルをつけていましたが、8月よりタイトルを「編集部日記(○○編)」に変更しました。

実を言うと、「○○編」の部分を「○○の巻」とするつもりだったのでした。実際に、編集部日記の中で一本だけ巻バージョンが投稿されています。

上記はタイトルを編集部日記に変更してから初めての投稿です。「○○の巻」で揃えようと思っていたことなどすっかり忘れていた私は、この次の投稿のタイトルを「編集部日記(食欲の夏編)」として投稿しました。

正直、途中で気付いてはいたのです。そういえば初回は「巻」にした気がする、と。でも、今更後戻りはできませんでした。しれっと「自己紹介の巻」を「自己紹介編」に変更してもよかったんですけどね。今日までずるずるとなかったことにしていたので、ここで白状しておきます。一周年も迎えたことですし。

この日記を書き続けたことで、最近のトレンドや季節の行事により敏感になった気がします。特に、朝のニュースは以前と比べて更に真剣に見るようになりました。学校給食編は、ZIP!で好きな給食ランキングが放送されていたことがきっかけで誕生しています。今週は何を書こうかと途方に暮れていたところだったので、あの日、このネタに出会えたのはラッキーでした。

さすがに毎回ニュース番組からネタのきっかけを拝借するわけにはいかないため、最近はただただ普通に番組を楽しむ一視聴者になっています。少し前に、ZIP!のとある特集が放送されていました。気泡緩衝材(プチプチ)、チップスター、食器用スポンジの三つの裏表はどちらなのかという特集です。

チップスターは、私の好きなお菓子ランキングで長らくトップを走り続けた末、見事に殿堂入りを果たした偉大なお菓子です。

すでにご存じの方も多いと思いますが、チップスターは片面にしか味付けがされていません。凹んでいる側に味がついているので、そちらを下にして食べるとよりおいしく食べられます。

誰に教えられたわけでもなく、食べながらその事実を学んだ私は、更に一段上の食べ方を習得しています。凹んだ面を上にして食べると、味付けされていない面が舌に触れ、普段とはまた違った味を楽しめるのです。今までダイレクトに感じていたコンソメ(チップスターはコンソメ味派です)をあえて遠ざけ、口内の片隅でコンソメの淡い味わいを感じるのもまた一興。交互に濃い味と薄味を楽しむことが、チップスターの神髄なのだと私は考えています。ちなみに、ZIP!の特集によると、味付けは片面のみですが、だからと言ってどちらが裏表という決まりはないそうです。ないんかーい。

コンソメ味派ではありますが、最近、バターしょうゆ味のチップスターを食べました。ポテトチップスの幸せバタ~味が好きな方は、絶対にチップスターのバターしょうゆ味も好きだと思います。ソースは私です。

話が逸れてしまいました。

ということで、無事に編集部日記も一周年を迎えることができました。これまでは週に二本投稿していましたが、今後は少しペースを落としながら、引き続き投稿を続けてまいります。

今年は新装版『フェオファーン聖譚曲』シリーズの刊行や、第1回・第2回ハナショウブ小説賞で大賞を受賞した作品の書籍化に向けて、力を尽くしたいと思います。もちろん、第3回ハナショウブ小説賞の開催に向けても動いていく予定です。

一年間編集部日記を読み続けてくださった皆さま、偶然見つけてくださった皆さま、スキを押してくださった皆さま、コメントをくださった皆さま、いつも本当にありがとうございます! 引き続きよろしくお願いいたします。

ここまでお読みいただきありがとうございます。ちなみに、チップスターはコンソメ味派ですが、ポテトチップスはうすしお味派です。それでは、また次回の更新でお会いしましょう!


電子書籍発売のお知らせ

昨年開催した第1回ハナショウブ小説賞の短編部門にて大賞を受賞した「光を受ける者たち」(著・那月珠雨なづきしゅうに加筆修正を行い、opsol bookより電子書籍として発売しました。
本作は、特別支援学校を舞台とした短編小説で、著者が高校在学中に執筆。校外活動のボランティアとしてやってきた高校生たちと引率教員、そこで勤務する教員たちの出会いと葛藤を、瑞々しい感性で描いた作品です。
発売日:2024年2月9日(金)
発行形態:電子書籍
価格:本体価格350円+税
販売電子書店:Kindleストア、紀伊国屋書店、楽天Kobo、BookLive!、honto、Reader Store、auブックパス、 iBooks Store、理想書店など

第2回ハナショウブ小説賞 最終選考結果発表!

▼詳細はこちらをご確認ください。

〈刊行作品のご紹介〉

『神霊術少女チェルニ1 神去り子爵家と微睡の雛』(須尾見 蓮/2021)

定価 本体1,800円+税 A5変型版ハードカバー

ほとんどの国民が神霊術を使うルーラ王国の南部。
「チェルニちゃん、いてくれてよかった。きみに力を貸してほしいと思っているんだ。街の子供たちが三人、拐われたかもしれない」
この誘拐事件をきっかけに、チェルニの運命は大きく動き出す――。

▼noteでもお読みいただけます!


『フェオファーン聖譚曲オラトリオ』シリーズ(菫乃薗ゑ/2020)

※絶版中、現在新装版刊行準備中。

「私には、この大王国の黄昏の鐘が聞こえるよ」
王族、政治家、騎士たちのさまざまな思惑の中行われようとしている禁忌の「召喚魔術」。
アントーシャたちは、果たしてそれを止めることができるのか。そして強大な王国を倒すために採ろうとしている前代未聞の手法とは――。

▼リニューアル版(op.Ⅰ)はnoteでもお読みいただけます!


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