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opsol book初の小説コンテスト開催が決定しました。 コンテスト名やロゴが決まるまでの道のり、opsol bookの会議の様子などをリアルタイムでお届けします。
『小説家になろう』で大好評連載中! 須尾見蓮先生による『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』の小ネタ集です。 ※本連載投稿は、『小説家になろう』に連載されているものと同内容です。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ チェルニ本編の物語とご一緒にお楽しみください。
万物に宿るとされる神霊の力を借り、人知を超える現象を引き起こす〈神霊術〉。千年の安寧を誇るルーラ王国は、国民のほとんどが、何らかの神霊術を使うことから、〈神霊王国〉と呼ばれている。 そんなルーラ王国で、史上最年少で王国騎士団長となった、レフ・ティルグ・ネイラ。彼こそは、千余年の時を経て現れ出でし《神威の覡》に他ならなかったーー。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ 〈神霊王国物語〉シリーズ『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』の外伝作品です。
『小説家になろう』で大好評連載中! 須尾見蓮先生による『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』の外伝シリーズです。 ※本連載投稿は、『小説家になろう』に連載されているものと同内容です。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ 『神霊術少女チェルニ 〈連載版〉』内で文通をしているふたり。 ふたりの間で交わされる手紙を、少しご紹介します。
『小説家になろう』で大好評連載中! 須尾見蓮先生による『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』を、こちらからまとめて読むことができます。 ※本連載投稿は、『小説家になろう』に連載されているものと同内容です。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ ほとんどの国民が神霊術を使うルーラ王国の南部、キュレルの街で営む食堂兼宿屋の〈野ばら亭〉。 〈野ばら亭〉の看板娘で、町立学校に通う神霊術の天才、チェルニ・カペラが、いつものように調理場のお父さんのお手伝いをしていると、食堂の扉が勢いよく開いた。 「チェルニちゃん、いてくれてよかった。きみに力を貸してほしいと思っているんだ。街の子供たちが三人、拐われたかもしれない」 この誘拐事件をきっかけに、チェルニの運命は大きく動き出す――。
opsol bookの出版物についてご紹介します。 noteや小説家になろうにて、無料で読めるお話もございますので、是非読んでみてください! フェオファーン聖譚曲シリーズnote…
こんにちは、opsol bookのヤナガワです。 先日、三重県四日市市にある「伊坂ダムサイクルパーク」さんに行ってきました。自転車に乗る元気はなかったので、伊坂ダム周遊コ…
こんにちは、opsol bookのヤナガワです。 たびたびnoteで恥を晒してきましたが、怯むことなく今回も積極的に過去を公開していこうと思います。 恥晒しの前に宣伝です。 …
こんにちは、左目にものもらいができてしまい、しばらく眼鏡生活のヤナガワです。 現在開催中の「第1回ハナショウブ小説賞」では、「介護」「医療」「福祉」をテーマにし…
こんにちは、この1年で7キロ太った、opsol bookのヤナガワです。生活を見直さなきゃ~と年明け前から言っていたのに、何もしないまま3月になりました。戒めとして、ここ…
夜空から降ってきた四つの流れ星が、四本の注連縄になって、それが一本の巨大な注連縄に変わったところで、スイシャク様の玉音が響き渡った。〈目出度かりける今宵こそ …
一年の最後の一日、ルーラ王国では〈祝祭夜〉って呼ばれている、特別な夜。わたしが幹事のお役目を申しつけられた、神霊さんたちの忘年会が、〈野ばら亭〉で開催されるこ…
師走の寒風が吹き抜け、道行く人たちが、思わずコートの襟を立てた夕暮れ。見ているだけで温かくなっちゃうような、ふくふくのスイシャク様と、赤々と輝いているアマツ様…
皆さま、お久しぶりです。opsol book編集部のヤナガワです。 1月6日より原稿募集を開始した「第1回ハナショウブ小説賞」も、早いもので締め切りまで残り1か月となりま…
ブルーノ・ドゥ・ガルニエは、王都の中心街に建つ屋敷の一室で、鍵付きの分厚い日記帳に目を通していた。ルーラ王国の栄えある王国騎士団において、団長補佐官、通称〈副…
わたしの名前は、パトリック・クレマン。三十二歳、独身。恋人募集中。 わたしは、ルーラ王国で最大の発行部数を誇るグルメ月刊誌、〈美味天空ー星々が選ぶ美味いもの…
一年の最後を締め括る夜、マルーク・カペラは、黙々と料理を作り続けていた。マルークが、最愛の妻と共に経営している、高級宿兼食堂の〈野ばら亭〉には、飛び切り美味し…
こちらは、現在連載中の、〈神霊王国物語〉シリーズ『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』の小ネタ作品です。 本日より7日間、小ネタ集を投稿いたしますので、ぜひ『〈連…
少年少女の誘拐に手を染めている、アイギス王国の外交使節団長、シャルル・ド・セレント子爵を捕縛するため、王国騎士団の精鋭たちは、王都の通用門を駆け出した。やがて…
ルーラ王国の王国騎士団が、少年少女誘拐の実行犯を捕らえてから数日、宰相であるロドニカ公爵の執務室に、再び関係者が集められた。ロドニカ公爵と筆頭事務官、何人かの…
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- こちらは、現在連載中の、〈神霊王国物語〉シリーズ『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』の外伝…
opsol bookの出版物についてご紹介します。 noteや小説家になろうにて、無料で読めるお話もございますので、是非読んでみてください! フェオファーン聖譚曲シリーズnoteと小説家になろうにて、『フェオファーン聖譚曲 op.Ⅰ黄金国の黄昏』のリニューアル版を投稿中です! 小説家になろう『フェオファーン聖譚曲op.Ⅰ黄金国の黄昏』はこちら フェオファーン聖譚曲公式サイトはこちら あらすじ 「私には、この大王国の黄昏の鐘が聞こえるよ」 強大なる中央集権国家を維持する
こんにちは、opsol bookのヤナガワです。 先日、三重県四日市市にある「伊坂ダムサイクルパーク」さんに行ってきました。自転車に乗る元気はなかったので、伊坂ダム周遊コース(約3.6km)をのんびりお散歩することに。桜の開花はまだでしたが、「桜の木があるってことは、これはもう咲いているのと一緒だよね」と、強引にお花見(木見)を楽しみました。 さて、現在開催中の「第1回ハナショウブ小説賞」では、「介護」「医療」「福祉」をテーマにしたフィクションの作品を募集中です。長編部門の
こんにちは、opsol bookのヤナガワです。 たびたびnoteで恥を晒してきましたが、怯むことなく今回も積極的に過去を公開していこうと思います。 恥晒しの前に宣伝です。 現在開催中の「第1回ハナショウブ小説賞」では、「介護」「医療」「福祉」をテーマにしたフィクションの作品を募集中です。長編部門の大賞作品は、opsol bookより書籍化いたします。そのほか、短編部門、中学生部門、小学生以下の部門への応募もお待ちしています。 ▼応募締め切りは3月31日(金)23時59
こんにちは、左目にものもらいができてしまい、しばらく眼鏡生活のヤナガワです。 現在開催中の「第1回ハナショウブ小説賞」では、「介護」「医療」「福祉」をテーマにしたフィクションの作品を募集中です。長編部門の大賞作品は、opsol bookより書籍化いたします。そのほか、短編部門、中学生部門、小学生以下の部門への応募もお待ちしています。 応募締め切りは3月31日(金)23時59分! ▼まだ間に合います! 詳細はこちらをご覧ください。 私のこれは、せっかちなのか昔から、待つ
こんにちは、この1年で7キロ太った、opsol bookのヤナガワです。生活を見直さなきゃ~と年明け前から言っていたのに、何もしないまま3月になりました。戒めとして、ここに書き記しておきます。 さて、今回は「チラシ配布」編をお届けします。 現在開催中の「第1回ハナショウブ小説賞」では、「介護」「医療」「福祉」をテーマにしたフィクションの小説を、長編部門、短編部門、中学生部門、小学生以下の部門の4部門で募集しています。 ちなみに、中学生部門、小学生以下の部門は800字から応
夜空から降ってきた四つの流れ星が、四本の注連縄になって、それが一本の巨大な注連縄に変わったところで、スイシャク様の玉音が響き渡った。〈目出度かりける今宵こそ 忘年会の始め也〉って。すると、スイシャク様に応えるように、注連縄が輝き始めた。 きらきらきらきら、きらきらきらきら。氷の結晶を思わせる煌めきが、〈野ばら亭〉をほの白く浮かび上がらせる。その美しさと神々しさに、わたしたちが圧倒されちゃってるうちに、注連縄は、もう一度形を変えた。光が解けるみたいに広がって、〈野ばら亭〉全
一年の最後の一日、ルーラ王国では〈祝祭夜〉って呼ばれている、特別な夜。わたしが幹事のお役目を申しつけられた、神霊さんたちの忘年会が、〈野ばら亭〉で開催されることになった……って書くと、順調に準備が進んだような気がするけど、実際は大変だった。そりゃあもう、本当に大変だったんだよ! 最大の問題は、予定していた忘年会の規模が、なぜか雪だるまみたいに大きくなっていくことだった。スイシャク様とアマツ様の予言の通り、〈野ばら亭〉で忘年会を開くっていう話が伝わった途端、びっくりするく
師走の寒風が吹き抜け、道行く人たちが、思わずコートの襟を立てた夕暮れ。見ているだけで温かくなっちゃうような、ふくふくのスイシャク様と、赤々と輝いているアマツ様が、そろって相談を持ちかけてきた。世にも尊い神霊さんのご分体が、わたしみたいな少女に相談っていうのも変なんだけど、本当にそういう話だった。 スイシャク様とアマツ様は、黒曜石みたいな黒い瞳と、ご神鏡みたいな銀色の瞳を煌めかせて、堂々といったんだ。〈忘年会を開きたい〉って。 〈人の子のすなる忘年会とぞいうものを、我らも
皆さま、お久しぶりです。opsol book編集部のヤナガワです。 1月6日より原稿募集を開始した「第1回ハナショウブ小説賞」も、早いもので締め切りまで残り1か月となりました。あっという間に3月ですね。 手探りで始めたこちらのnote、想像より多くの方にお読みいただきました。毎日、通知を見るたびにうれしくて、次は何を書こうかな、と小説賞の企画進行そっちのけでnoteを書こうとしたことを覚えています。 小説賞の応募フォームでは、「ハナショウブ小説賞を知ったきっかけ」を伺って
ブルーノ・ドゥ・ガルニエは、王都の中心街に建つ屋敷の一室で、鍵付きの分厚い日記帳に目を通していた。ルーラ王国の栄えある王国騎士団において、団長補佐官、通称〈副官〉を務める者たちの間で、密かに回覧される日誌である。 王国騎士団では、現在、七人の騎士が副官の任に就いている。団長であるレフ・ティルグ・ネイラが執務に当たる際、少なくとも二人以上の副官が、必ず行動を共にできるよう、多くの人員を配置しているのである。 王族の警護を主とする近衛騎士団の場合、近衛騎士団長の副官は二名
わたしの名前は、パトリック・クレマン。三十二歳、独身。恋人募集中。 わたしは、ルーラ王国で最大の発行部数を誇るグルメ月刊誌、〈美味天空ー星々が選ぶ美味いものー〉、通称〈うま天〉の記者である。王都において、美味という美味を堪能したわたしは、少し足を伸ばして、王都郊外のキュレルの街を訪れた。今にして思えば、それは、大いなる運命の呼び声だったに違いない。 端的にいうと、キュレルの街でも評判の、高級宿兼食堂〈野ばら亭〉の料理を口にした瞬間、わたしは、魂の底から魅了されてしま
一年の最後を締め括る夜、マルーク・カペラは、黙々と料理を作り続けていた。マルークが、最愛の妻と共に経営している、高級宿兼食堂の〈野ばら亭〉には、飛び切り美味しい料理と共に、行く年を見送ろうという客たちが、今年も続々と集まっているのである。 「後のことは、俺たちに任せてくださいよ、親父さん。そろそろ家に帰らないと、お嬢さんたちが待ち兼ねているんじゃないですか?」 そういって、マルークに声をかけたのは、真横でフライパンを振っている男だった。まだ若さの残った顔には、目立つ古
こちらは、現在連載中の、〈神霊王国物語〉シリーズ『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』の小ネタ作品です。 本日より7日間、小ネタ集を投稿いたしますので、ぜひ『〈連載版〉』や『往復書簡』と合わせてお楽しみください。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- わたしの名前は、パトリック・クレマン。三十二歳、独身。恋人募集中。 わたしは、ルーラ王国で最大の発行部数を誇るグルメ月刊誌、〈美味天空ー星々が選ぶ美味いものー〉
少年少女の誘拐に手を染めている、アイギス王国の外交使節団長、シャルル・ド・セレント子爵を捕縛するため、王国騎士団の精鋭たちは、王都の通用門を駆け出した。やがて、見晴らしのいい草原の彼方に、場違いにも立派な箱馬車と、騎馬の騎士たちの姿を見つけたとき、一行は微かに安堵の息を吐いた。 門を出る直前、密かに尾行を続ける〈黒夜〉から届けられたのは、〈集められし《荷物》は、依然として馬車の中にあり〉という知らせである。ルーラ王国を守護する者として、必ず救い出さなくてはならない子供たち
ルーラ王国の王国騎士団が、少年少女誘拐の実行犯を捕らえてから数日、宰相であるロドニカ公爵の執務室に、再び関係者が集められた。ロドニカ公爵と筆頭事務官、何人かの官吏、王国騎士団長レフ・ティルグ・ネイラ、レフの部下たち。そして、前回は姿を見せなかった男が一人、宰相執務室の片隅に控えていた。 「先日は助かったよ、レフ。いつもながら、誠に見事な手並だった。今日は、捕縛した者たちの尋問の経過を、そなたたちに伝えるために、足を運んでもらったのだよ」 ロドニカ公爵は、そういって片隅
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- こちらは、現在連載中の、〈神霊王国物語〉シリーズ『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』の外伝作品です。前編・中編・後編の全3部構成となっています。 なお、本作『邂逅』と『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』『神霊術少女チェルニ〈往復書簡〉』では、作品のイメージに合わせて文体が大きく異なります。 ぜひ、『〈連載版〉』そして、同作の登場人物による文通の様子を描いた『往復書簡』と、合わせ