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opsol book初の小説コンテスト開催が決定しました。 コンテスト名やロゴが決まるまでの道のり、opsol bookの会議の様子などをリアルタイムでお届けします。
編集部ヤナガワが書くあれこれをまとめています。
『小説家になろう』で大好評連載中! 須尾見蓮先生による『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』の小ネタ集です。 ※本連載投稿は、『小説家になろう』に連載されているものと同内容です。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ チェルニ本編の物語とご一緒にお楽しみください。
万物に宿るとされる神霊の力を借り、人知を超える現象を引き起こす〈神霊術〉。千年の安寧を誇るルーラ王国は、国民のほとんどが、何らかの神霊術を使うことから、〈神霊王国〉と呼ばれている。 そんなルーラ王国で、史上最年少で王国騎士団長となった、レフ・ティルグ・ネイラ。彼こそは、千余年の時を経て現れ出でし《神威の覡》に他ならなかったーー。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ 〈神霊王国物語〉シリーズ『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』の外伝作品です。
『小説家になろう』で大好評連載中! 須尾見蓮先生による『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』の外伝シリーズです。 ※本連載投稿は、『小説家になろう』に連載されているものと同内容です。 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ 『神霊術少女チェルニ 〈連載版〉』内で文通をしているふたり。 ふたりの間で交わされる手紙を、少しご紹介します。
レフ・ティルグ・ネイラ様 わたしが成人するまで、あと四年もあるんですけど、ネイラ様……。 すみません。一行書いたところで、ちょっと気が遠くなって、ペンが止まってしまいました。前回の手紙で、わたしに会いたいと書いてもらって、すごくうれしかったです。本当に、ごろごろ転げ回るくらい、うれしかったんですけど……わたし、まだ十四歳です。十八歳の成人までっていうと、あと四年もあるんですけど……? ここまで書いて、また、ちょっと呆然としてしまいました。成人男性としての分別を持っ
レフ・ティルグ・ネイラ様 何時間か前、ネイラ様に宛てて書いた手紙を、アマツ様に届けてくださいってお願いしたら、鼻で笑われてしまいました。何の比喩だよ、って思われるかもしれませんが、言葉通りの意味です。真紅の羽根を煌めかせ、朱色の鱗粉をまとった、世にも尊く美しいご神鳥が、本当に鼻で笑ったんです。ふんって、鼻息も荒く……。 あまりにも頻繁に、手紙の配達をお願いしちゃったんで、不敬だったのかもしれないって、深く反省しました。でも、アマツ様は、配達の手間はまったくかまわなくて
レフ・ティルグ・ネイラ様 今日は、ちょっと真剣な質問をしたくて、この手紙を書いています。もしも、聞いちゃいけないことだったり、答えられないものだったりしたら、そういって叱ってくださいね。 それで、何を聞きたいのかというと、〈鬼哭の鏡〉についてです。この前の夜、わたしの家と〈野ばら亭〉を守るために、ヴェル様が鏡の神霊術を使ってくれました。(ヴェル様って、神霊庁の神使様なんですね。何というか、ネイラ様の執事さんっていう時点で、納得できる話ではあるんですが……神使様が、ずっ
レフ・ティルグ・ネイラ様 お父さんのキャラメルを喜んでもらえて、わたしもうれしいです。ネイラ様のお母さんが、一日に食べる数を決めちゃった話をしたら、うちのお父さんも、とっても喜んでいました。ブランデーケーキとは別に、キャラメルも定期的にお届けするそうなので、召し上がってくださいね。(お菓子ばっかりで忘れそうになるんですけど、お父さんのパンやお料理だって、ものすごくおいしいんです。本当に、いつか食べにきてほしいです) 実は、キャラメルって、作り方はわりと簡単なんです。材
いつもお読みいただいている皆さま、ありがとうございます。 opsol bookのヤナガワです。 noteに「小説コンテストを開催することにした、駆け出し出版社の話(1)」を投稿したのが9月。そこから月日が経ち、あっという間に12月になりました。日ごとに寒さがつのってまいりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 さて、本日はタイトルにもあるように、ハナショウブ小説賞の詳細を発表いたします。 第1回ハナショウブ小説賞に関するお知らせ募集テーマ 第1回では、「福祉」「医療
レフ・ティルグ・ネイラ様 前回のネイラ様の手紙は、かなり衝撃的でした。校長先生が、そんなに有名な人だったっていうのも、驚きといえば驚きでしたけど、〈只者じゃない〉っていうのは、何となく感じてましたからね。わたしが唖然としたのは、むしろ校長先生の年齢の方なんです。 六十代っていったら、そんなにおじいちゃんじゃありませんよね? 高齢者の前期っていうか、高齢者になりかけっていうか、高齢者の新人っていうか。ともかく、寿命の心配なんて、あんまりしなくてもいい年代だと思います。校